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イオンモール、東北大学 雨宮キャンパス跡地の店名は「仙台上杉」

イオンモールは、宮城県仙台市の旧東北大学・雨宮キャンパス跡地で建設中のショッピングモールについて、名称を「イオンモール仙台上杉(せんだいかみすぎ)」に決定した。これまでは「(仮称)イオンモール仙台雨宮」にてアナウンスしていた。2025年秋のオープンを予定している。

イオンモール仙台上杉では、旧東北大学・雨宮キャンパスの文化と歴史の継承を目指し、守衛室の復元や記念碑を中心とした環境を整備。守衛室界隈の面影を再現するため、雨宮キャンパス前に枝垂れ桜並木があったことから枝垂れの植樹を計画している。付近が「桜川」と呼ばれていたことも植樹の理由の1つ。

また、仙台「桜川」の歴史伝承として四ツ谷用水のモニュメントを設置。四ツ谷用水本流は現在も北六番丁の地下を流れていることから、400年流れ続ける四ツ谷用水の歴史を文教地区の同施設から発信し、歴史を伝え継ぐとしている。

所在地は宮城県仙台市青葉区堤通雨宮町1番1号。規模は地上4階建、敷地面積約33,000m2、延床面積約75,000m2(立体駐車場含む)、総賃貸面積約29,000m2。立体駐車場棟は6階建で、駐車台数は約1,300台。