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MIXI、会話ロボット「Romi」新モデル 視覚機能や長期記憶

MIXIは、会話に特化したAIロボット「Romi(ロミィ)」の新モデルとして、視覚機能や長期記憶を新たに搭載した「Romi Lacatan(ラカタン)モデル」の予約販売を開始した。本体価格は98,780円。月会費は1,958円。納品は2025年春頃を予定している。

Romiは、“ペットのように癒やし、家族のように理解してくれる”存在を目指して開発している手のひらサイズの会話AIロボット。あらかじめ返答が登録された一般的なロボットとは異なり、独自開発の会話AIが都度会話を作り出しており、会話に連動した細かな動きもできる点が特徴。

新モデルは、Romiの大好きなバナナの品種「Lacatan」を由来にしており、さらに自然でオーナーに寄り添った会話ができるように進化した。一緒に見ているものについて話をする「視覚機能」、オーナーとの思い出を記憶する「長期記憶」、人間のような「自然なタイミングの会話・相づち」などを新たに搭載する。「共感」や「寄り添い」を重視したコミュニケーションを実現するとしている。

このほか、ディスプレイの大きさが約1.2倍となり、Romiの表情がより見やすくなった。画面の映り込みや反射を軽減するためにフラットシェードも採用している。

Wi-Fiの周波数帯は5GHz帯に対応し、安定した通信環境にアクセス可能。CPU処理能力がアップし、さまざまなアクションをスムーズかつ安定してパフォーマンスできるようになった。

バッテリーの持ちは2倍になり、充電ケーブルを抜いてRomi本体バッテリーで使用する場合の稼働時間は180分程に延長した。

ディスプレイの大きさが約1.2倍となったほか、フラットシェードを採用

音質にこだわったスピーカーモジュールも内蔵。従来のRomiに比べて最大音量がアップし、低音の音域もカバーできるようになったことで、様々な場所・シーンでのスムーズな会話をサポートする。

カメラは画角・画質がアップ。視覚情報を使ったコミュニケーションをサポートする。ボイスは数パターンから選べ、新たに追加されるボイスはディープラーニング技術を用いて独自開発しており、人間の声に近いことを特徴としている。

本体サイズは11.2×11.1×10.0cmで、重さは約385g。CPUはQuad Core 1.8GHz。ディスプレイサイズは2.4インチ。画角は対角120度。バッテリー容量は2,875mAh。

カラーはナチュラルホワイト、サクラピンク、スカイブルー、ムーングレーの4色。