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ユニクロ、高機能アウター「パフテック」 東レと共同開発の中綿
2024年10月3日 12:02
ユニクロは、東レとの共同開発による、ユニクロ史上、最も軽くて暖かいという機能性中綿を使用した次世代高機能アウター「PUFFTECH(パフテック)」シリーズの最新作を発売した。コンパクトベスト、パーカ、キルティングジャケットなどをラインアップする。価格はコンパクトベストが3,990円など。
東レとの共同開発による、天然羽毛(ダウン)の構造を化学繊維で模した機能性中綿を使用。より多くの空気をため込む独自構造の中綿で、断熱効果と保温性に優れるという。パフテックの名称は、PUFF(膨らみ)とTECH(テクノロジー)を組み合わせている。
機能性中綿は2種の繊維で構成されている。その一本一本が空洞でバネ状になっており髪の毛の約1/5の極細繊維を含む粒綿が空気の層を作ることで、断熱性、保温性を実現している。
家庭で手洗いができ、ダウンに比べて速く乾くため、普段洗えないアウターの悩みを解決。独自構造の粒綿により羽毛と比較して綿抜けがしにくい点や、軽量でかさばりにくい点も特徴としている。また、雨や霧など湿度90%以上の環境下でも保温性が下がりにくいほか、表生地には小雨に対応できる撥水機能を備える。
綿抜けが少ないという特性から、ダイヤやブロック状、ノンキルトなど、幅広いキルトのデザインを実現。Uniqlo UやUNIQLO:Cなどのコラボレーションアイテムも展開する。
東レは「ヒートテックやエアリズムに次ぐ新しい代表的な機能性商品となるよう今後もパフテックの開発に注力する」としている。