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PayPay、2つの銘柄から選ぶだけで資産運用できる「PayPayおまかせ運用」

PayPayとPayPay証券は2日、2つの投資信託から選んで簡単につみたて投資ができる「PayPayおまかせ運用」の提供を開始した。PayPayアプリ上の「PayPayおまかせ運用」のアイコンをタップすることで利用可能。

「収益を重視」もしくは「安定性を重視」、2タイプの方針の銘柄から選んでつみたて投資ができるサービス。つみたて頻度は毎日、毎週、毎月、1回だけの4種類から選べ、毎日500円つみたてるといった運用もできる。最小つみたて額は1回100円。

つみたて時はPayPayマネー、PayPayポイント、クレジットカード、銀行口座が利用できる。

「収益を重視」もしくは「安定性を重視」、2タイプの方針の銘柄から選ぶ
PayPayアプリ上の「PayPayおまかせ運用」のアイコンをタップすることで利用可能
おまかせ運用の特徴

取り扱う銘柄は2つ。

収益重視タイプの銘柄は「キャピタル世界株式ファンド(DC年金つみたて専用)」。50年以上継続した運用実績があり、長期運用で資産を大きく増やしたい人向けとしている。取引可能な口座はNISAつみたて投資枠。

安定性を重視タイプの銘柄は「eMAXIS/PayPay証券全世界バランス」。世界のあらゆる資産へ自動運用し、リスクを抑え安定して資産を増やしたい人向けとしている。取引可能な口座はNISA成長投資枠と特定口座。

各銘柄の特徴

毎日1杯のコーヒー代を投資に

PayPayでは投資を気軽に始められるよう、PayPayアプリでさまざまな資産運用サービスを展開してきた。

「PayPayポイントで擬似運用体験ができるポイント運用は特に利用者が多く、累計運用者数は1,800万人を突破しています。ですが、ポイント運用までは気軽に始められるが、本格的な資産運用は踏み出せない、何を変えばいいかわからないという声が多くあります。そういった悩みを解決するのが、今回のおまかせ運用です。銘柄が2つしかないため、運用方針を選べばあとは自動で運用されます」(PayPay証券 代表取締役社長執行役員 CEO 番所健児氏)

ポイント運用までは気軽に始められるが、本格的な資産運用は踏み出せない、何を変えばいいかわからないという声が多くあるという
PayPay証券 代表取締役社長執行役員 CEO 番所健児氏

初めて資産運用をする場合は証券口座の開設が必須となるが、開設後は4ステップ(方針を選ぶ→金額を確認→設定内容を確認→設定完了)でおまかせ運用を始められるとする。

「つみたて頻度は毎日、毎週、毎月と選べますが、例えば毎日500円つみたての設定にすれば1カ月で15,000円のつみたてになります。500円貯金の場合は貯めた額以上には増えづらいですが、運用すれば増える可能性があります。毎日1杯500円のコーヒーを買うのを投資に変えていくといった感覚で始めてもらえればと思います」(番所氏)

証券口座開設後は4ステップでおまかせ運用を始められる
おまかせ運用とPayPay資産運用の手順の違い
つみたて頻度は毎日、毎週、毎月、1回だけの4種類から選べる
毎日500円つみたてれば1カ月で15,000円のつみたてになる

PayPayおまかせ運用の提供開始を記念して、毎月のつみたて購入金額の1%のPayPayポイントをプレゼントする「PayPayおまかせ運用リリース記念 つみたて投資応援キャンペーン」を実施する。

キャンペーン期間中に「PayPay資産運用」または「PayPayおまかせ運用」において対象商品を100円以上つみたて購入すると、全員にポイントをプレゼントする。付与上限700ポイント/月。また、抽選で当選した場合はつみたて購入金額に対して最大100%のPayPayポイントをプレゼントする。付与上限は10万ポイント/月。

PayPayおまかせ運用リリース記念 つみたて投資応援キャンペーン