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Apple Watchで睡眠時無呼吸症候群のリスク計測「Sleep Doc」

エムスリーとソニーグループの合弁会社サプリムは、睡眠時無呼吸症候群リスク計測サービス「Sleep Doc」において、個人向けサービスの提供を開始。測定デバイスのラインナップ拡充や、手持ちのApple Watchを使って2,800円で計測できる廉価プランの追加などを行なった。

計測デバイスは、ソニー製計測デバイス(クリップ型)とApple Watchの2種をラインナップに追加。ソニー製計測デバイスは、ズボン等に装着し、睡眠時に計測を行なう。約60mm(高さ)×26mm(幅)、約23.7gと小型で、いつも通りの睡眠環境で計測できる。デバイスにはLTE-Mを搭載し、スマートフォンとの連携は不要。レンタルのみで、利用料金は7,980円。

ソニー製計測デバイス

Apple Watchは、手持ちのApple WatchにSleep Doc計測専用アプリを利用して計測を行なう。対応OSは、iOS 16以降、watch OS 9以降。2,800円で利用でき、レンタルモデルとレポート等のサービス内容は他のプランと同様。

Apple Watch

測定結果レポートも刷新。従来の計測結果に加えて、睡眠時無呼吸症候群によく見られる自覚症状に対しての該否判定を追加することで、睡眠時無呼吸症候群のリスクを様々な角度で確認できるようになった。

また、睡眠障害の可能性が示唆される人がスムースに医療機関を受診できるよう、自宅からでも受診できるオンラインクリニックの受診方法の説明や、Sleep Docの検査を積極的に受け入れてくれる医療機関の紹介を行なう。Sleep Doc測定結果に対する病院・クリニック向けの解説資料も追加した。