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Google 翻訳、新たに110言語に対応 広東語も追加

Google 翻訳は、新たに110の言語に対応した、広東語のほか、多くのアフリカの言語等が利用可能になる。

Googleでは、世界中で最も話されている1,000の言語をサポートするAIモデルを構築するという「1,000 Languages Initiative」を発表している。その中で、大規模言語モデル(LLM)のPaLM 2を活用し、翻訳に110の新しい言語が加わった。

Google翻訳で最もリクエストの多かった「広東語」に対応。文章が北京語と重なり、データ学習や訓練が難しかったが、新たに対応した。その他、アファール語(Afar)、マンクス語(Manx)、パンジャブ語(Punjabi)などに対応。新たに追加された言語の約4分の1はアフリカのもので、フォン語(Fon)、キコンゴ語(Kikongo)、ルオ語(Luo)、ガ語(Ga)、スワティ語(Swati)など。

新たに追加された言語は、6億1,400万人以上の話者が世界中に存在し、世界人口の約8%に翻訳を提供する。