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名古屋・神宮前駅に観光商業施設「あつたnagAya」9月1日開業

名古屋鉄道は、神宮前駅(名古屋市熱田区)西街区で開発を進めている観光商業施設「あつたnagAya(ながや)」の第1期開業日を9月1日に決定した。第2期開業は12月予定。

あつたnagAyaは、熱田神宮の玄関口である神宮前駅西街区に開業する、「おとなの行きたいまち」を目指した、観光客などの来街者をターゲットとする商業施設。建物は3棟の木造平屋建てで、「地域で継がれる魅力を嗜み、再発見できる場所」として、約15区画の店舗と、ワゴンやキッチンカー等を誘致する。

施設の名称は長い屋根の外観といった特徴を持ち、近隣とのつながりを大切にする施設を目指していることから「長屋」を使用。ロゴでは大文字「A」の中心部分を「o」とも見える形にすることで、「名古屋(nagoya)」の施設であることも表現している。

店舗は、地域で長く愛されている店、食べ歩きも楽しめる地域食材を使った店、地元の文化を感じられる店などが出店予定。第1期開業では全3棟のうち2棟が開業する。

詳細が発表された店舗は飲食を中心とした10店舗。ひもの食堂、あんかけスパ、手羽先唐揚、八丁味噌だれ牛たんなど、熱田区で生まれた店や愛知県内の食材を使用する店、名古屋名物などをラインアップする。

第1期開業エリアとして、長屋根の下に飲食、物販、食物販等のワゴン群が立ち並ぶエリア「参の戸」がある。敷地内では常設のキッチンカースペースを予定しており、このエリアについて、テナント募集を実施している。

西側から見た参の戸エリア イメージ

所在地は愛知県名古屋市熱田区神宮三丁目608他、敷地面積は約7,000m2