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Bluesky、DMや動画投稿に対応へ

分散型SNSのBlueskyは、ダイレクトメッセージや動画投稿など、今後の機能追加のロードマップを公表した。今後数カ月以内に提供される予定。

今後追加される大きな機能として、ダイレクトメッセージ機能、動画投稿への対応が挙げられている。また「カスタムフィード」と嫌がらせ防止機能が改善され、OAuthへの対応も行なわれる。これらすべてが、今後数カ月以内に提供される見込みとしている。なお、アニメーションGIFについてはすでに対応されている。

ダイレクトメッセージ(DM)機能は、ほかのSNSでも一般的な操作感のものとして実装される予定。DMを受け取れる相手を制限する機能も当初から提供される。DM機能は、将来的にはBlueskyのプロトコルに組み込まれるとしている。

動画投稿機能の詳細は調整中としており、当初は90秒までの動画が投稿できるようになる見込み。

カスタムフィードの改善策はいくつかを検討中で、アプリ内でのフィード作成や検索性の向上、アルゴリズムや表示メカニズムの改善、パフォーマンス改善など、多岐にわたる。SNSにおいてアルゴリズムは重要な機能と指摘されており、重点的に取り組まれる。

嫌がらせ防止機能はすでに提供されているが、さらなる改善策を盛り込む。詳細は今後案内される。

OAuth(オーオース)は、他社のアカウントを使ってサービスにログインできる認証の連携機能。Blueskyとその基盤になっているプロトコル(AT Protocol、atproto)が対応することで、例えば他社サービスにおいて「Blueskyでログイン」といったことが可能になる。ユーザーがBlueskyのサードパーティ製クライアントを利用する場合も、OAuthに対応していればパスワードを共有することなく簡単で安全にログインできるようになり、現在提供されている「アプリパスワード」も不要になる。

Blueskyは過去1年間でユーザー数が4万人から560万人まで拡大している。最初に取り組まれた、コミュニティ主体のモデレーション機能とフェデレーションへの対応により、重要なコンセプトである“ソーシャル・インターネット”を実現する、オープンな基盤の基礎を構築し終えたという段階。

今後は、上記のような根強く要望されていた機能や、生活の質を向上させるような機能の提供に注力していくとしている。