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LIXIL、ハンドル一体型の「顔認証」玄関ドア 業界初

LIXILは、戸建て用玄関ドアで業界初となる認証部とハンドルが一体型の「顔認証システム」を新たに搭載した「ジエスタ2」の新モデルを6月3日に発売する。参考価格は569,000円~。

ジエスタ2に新たに、顔を映しハンドルのボタンを押すだけで解錠できる顔認証システムを搭載。荷物を持った状態でも簡単に解錠できるなど、利便性が向上する。

顔もしくはキー(TebraキーまたはTLキー)のいずれかで解錠が可能な「シングル認証」では、カギを持たずに顔のみで解錠できることから、子供や高齢の家族などにカギを持たせたくない場合にも有効。無締まり対策として自動施錠機能を使う場合は万一の締め出し対策としても効果がある。

セキュリティ面では、顔自体がカギになることでカギの不正利用や複製を防ぐことができる。さらに、顔とキーの両方が認証されることで初めて施解錠が可能になる「ダブル認証(2要素認証)」の設定も選ぶことができ、セキュリティ性をより向上できる。

認証部がハンドル一体型となったノイズレスなデザインも特徴。ユーザーがドアを開ける動きの中で「顔を認証する」行為を自然にストレスなくできるよう配慮している。ハンドルのカラーはシルバー、ブラックの2色。

今後はハイエンド玄関ドアシリーズにおいても、機能、デザインを向上させた顔認証の展開を予定している。