セブン&アイ、スーパー事業上場を検討へ

セブン&アイ・ホールディングスは10日、イトーヨーカ堂などのスーパー事業について、首都圏への集約を進めるとともに、今後の成長のために上場に向けた検討を開始すると発表した。

同社のスーパー事業(スーパーストア事業/SST)は、近年の不振により、事業再編を進めており、北海道・東北・信越エリアのイトーヨーカードーを他社に承継し、首都圏への集中を進めている。この方針を進めるとともに、変革の先の持続的成長のための選択肢として、「現実的に最速のタイミングでのSST事業のIPO(株式上場)実現に向けた検討を開始する」としている。