ソニー銀、web3エンタメアプリ「Sony Bank CONNECT」　今夏公開

ソニー銀行は、web3時代のクリエイター・ファン経済圏拡大へ貢献することを目的としたNFTアプリ「Sony Bank CONNECT(ソニーバンク・コネクト)」を2024年夏にリリースする。

「誰でも簡単に安心して楽しめる。広がる感動体験へ“つながる”」、をテーマにしたweb3エンターテインメント領域向けスマートフォンアプリ。SNFTが運営するサービス「SNFT」と接続することで、SNFTで保有しているNFTを表示し、楽しめる機能を提供する。

2024年夏のリリースでは、ソニー銀行が過去にキャンペーンで配布したNFTや、ソニー銀行のデジタル証券「合同運用指定金銭信託受益権」(商品名:米ドル建てグリーンファイナンスセキュリティトークン(2024年第1号))を購入しアンケートに回答した人へプレゼントするデジタルコンテンツを楽しむことが可能。

リリース後も機能拡張を続けるほか、現在は、ブロックチェーンを基盤としたウォレットのリリースに向けた要件定義や設計を進めており、本件はその第一段の位置づけとなる。

「合同運用指定金銭信託受益権」は、ソニー銀行におけるデジタル証券の第2号案件。外貨建てによるセキュリティトークンを公募により募集するのは国内銀行としては初めて。

信託された米ドル建て金銭を、ソニー銀行向けの米ドル建て貸付などで運用する合同運用指定信託の信託受益権。調達した資金は、「気候変動・水・生物多様性対策など、環境に好影響を及ぼす事業活動」(通称「グリーンプロジェクト」)に資金使途を限定して発行された債券(グリーンボンド)に投資される。