国産AI基盤モデル開発支援「GENIAC」にMicrosoft Azureが採用

経済産業省とNEDOが推進する、生成AIの開発力強化のためのプロジェクト「GENIAC」において、Microsoft Azureの採用が決定した。

GENIACにおいて、生成AIのコア技術である基盤モデルの開発に対する計算資源の提供者として選定され、Microsoft Azureが同プロジェクトで利用される。NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)において開発事業者の公募が行なわれ、採択された企業に対して、経産省やNEDOと連携しながら、マイクロソフトも開発から社会実装まで、総合的な支援を行なっていく。

GENIACでは、生成AIのコア技術である基盤モデルの開発に対する計算資源を提供。NEDOが実施する「ポスト5G情報通信システム基盤強化研究開発事業」を活用し、計算資源の確保と利用料補助という形で支援し、2月2日から開始。今回、マイクロソフトも追加公募で参加することとなった。

今回計算資源として提供する「ND96isr_H100_v5」は、NVIDIA H100を搭載した最新のGPU で、最新の生成AIの開発や処理で活用される。