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Google、アプリストアの独禁法違反訴訟で和解 ストアの選択肢を拡大

Googleは18日(米国時間)、Androidアプリストアの「Google Play」の運営に対する独占禁止法違反訴訟について、和解案を発表した。Googleは和解金として約7億ドルを支払う。

訴訟は、開発者や潜在的な競合社、OEMとの取引において、Googleが独占禁止法に違反したとしていた。Googleは「我々のプラットフォームにおける選択肢と競争を認めなかったことに失望している」としながら、AndroidとGoogle Playの改善を尽くすと述べている。

和解により、Googleはアプリストアの選択肢を拡大。OEMは、Google Play以外のアプリストアを利用する選択肢をユーザーに提供できることが明確となり、Android 14において、サードパーティのアプリストアがアプリを簡単にアップデートできるよう機能を追加した。

またアプリの「サイドロード」も認めており、和解の一環として、サイドロードのプロセスを簡素化する。Google Play以外のアプリ内課金のオプションの提供も拡大していく。