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「MEGURO MARC」全棟完成 目黒・五反田間に12月8日にまちびらき
2023年11月30日 17:07
JR東日本ビルディング、ジェイアール東日本都市開発、野村不動産は、品川区西五反田の複合開発「MEGURO MARC」が10月16日に全棟完成し、12月8日、9日に「まちびらき」を開催することを発表した。
MEGURO MARCは、JR東日本グループと野村不動産グループとの協創による、オフィス・賃貸住宅・分譲住宅の3棟からなる複合開発。合計2.2haの敷地内には豊かな緑環境を創出するほか、隣接する公園の整備により、心のゆとりと潤いのある空間を演出するという。また、生物多様性に配慮した計画として、「ABINC(いきもの共生事業推進協議会)」の認証を取得済み。
オフィス「JR目黒MARCビル」は地上13階・地下1階、高さ約70m、敷地面積約7,790m2、延床面積約38,720m2。賃貸住宅「目黒MARCレジデンスタワー」は地上24階・地下2階、高さ約85m、敷地面積約3.850m2、延床面積約18,560m2。分譲住宅「プラウドタワー目黒MARC」は地上32階・地下1階、高さ約126m、敷地面積約7,710m2、延床面積約36,630m2。
このうち、JR目黒MARCビルと目黒MARCレジデンスタワーは'22年に竣工しており、プラウドタワー目黒MARCが'23年10月に竣工した。
用途が異なる3棟が一体となって街区全体の環境を良好に保ち、豊かな時間を創出するため、一般社団法人MEGURO MARCを'23年4月に設立。街区の敷地管理者であるJEBL、都市開発、プラウドタワー目黒MARC管理組合に加え、1・2階に位置するエリアマネジメント活動の拠点となる施設を保有する野村不動産(都市開発との共同保有)を正会員とし、MEGURO MARCの街区およびその周辺エリアが持続的に維持・発展できるようなエリアマネジメント活動を実施する。
メンバーシップ制で、街区の住民やワーカーに限らず、活動に賛同する人は誰でもメンバー登録が可能(無料)。メンバーは街区で開催されるイベントなどの情報を得られるほか、シェアスペースの利用も可能となる(有料)。
また、プラウドタワー目黒MARC1・2階をエリアマネジメントの活動拠点とし、その活動拠点に店舗を構える3つの店舗をコアパートナーテナントと位置づけ、会員向けのイベント実施などを通してエリアの風土を醸成していくという。
エリアマネジメント活動拠点の構成
会員制シェアスペース STUDIO
GARDENにつながるメンバー専用のレンタルスタジオ。キッチンを囲む食の集いや、鏡を活用したヨガなどのワークアウト、会議・セミナーといったビジネス利用など、幅広く使用可能。
Wine Shop LUCY ANNEX/ワインショップ
ナチュラルワインやチーズなどの食品販売・サブスク・業務店卸・角打ち・イベントなどを通じ、日常のちょっとした楽しみとコミュニティづくりを目指すワインショップ。
所在地は東京都品川区西五反田3丁目。交通アクセスは、東急目黒線「不動前駅」徒歩7分、JR山手線「目黒駅」徒歩9分、JR山手線「五反田駅」徒歩11分。
まちびらきでは、オープニングセレモニー、パフォーマンスアートやワークショップが開催されるほか、クリスマスマルシェやキッチンカー等が出店する。さらに、MEGURO MARCを巡って6つのスタンプを集めるとトートバッグがプレゼントされるスタンプラリーも開催される。