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量子ドットモバイルモニター アンカーのキューブ型MagSafeスタンド 編集部:清宮【ブラックフライデーほしいもの】

11月24日からスタートするアマゾンの大規模セール「Amazon ブラックフライデー」。Amazonプライム会員向けに、食品や家電、ファッション、Amazonデバイスなど多くの製品がセール価格になります。期間は12月1日までの8日間ですが、祝日前の22日からは先行セールも開始するため、実質10日間のセールとなります。

ここでは、編集部員がAmazonブラックフライデーに向けて「ほしいものリスト」に追加した「本当にほしいもの」をピックアップします。「本当にほしいもの」なので、セール価格になっていなくても紹介しています。また、既に購入済みのものを紹介する場合もあります。

17型量子ドットモバイルディスプレイ

最近毎年モバイルディスプレイを買っている気がしますが、今年はこれです。Amazonで販売されているモバイルディスプレイは無数にありますが、毎年地味に進化を感じられます。EHOMEWEIの17型量子ドットモバイルディスプレイ「E170NSR」もその一つです。

これまでTN液晶の17.3型、IPS液晶の16型、同17.3型と買っています。いずれも解像度は2,560×1,440(WQXGA)ドット以上で、4Kまでは要らないかな、というところがこだわりです。PCの台数よりモバイルディスプレイの枚数のほうが多くなってしまいましたが、おかげですべてのPCでマルチディスプレイができます。動画だけモバイルディスプレイで再生したりと意外と役に立ちます。

本題のE170NSRですが、解像度は2,560×1,600ドットで、縦方向のドットが多いタイプです。以前買った16型のIPSも同様の解像度でしたが、それから1型大きくなったサイズです。パネルは最近流行の量子ドットディスプレイになります。価格は36,980円で、執筆時点では4,000円オフのクーポンが利用できました。

で、実は今回この製品に魅力を感じたのは、量子ドットでも画面サイズでもなく、「ケーブルが背面に挿せる」という点です。

これまで使っていたモバイルディスプレイはすべてディスプレイの「側面」にインターフェイスがありました。大半のモバイルディスプレイは同じではないかと思います。そのため、実際にケーブルを繋ぐとケーブルが「カニの脚」のように飛び出して、けっこう邪魔なのです。製品によっては電源供給用のUSB Type-CとミニHDMIの2本が飛び出すことになります。これをなんとかするために、コネクタ部分に取り付ける「コの字型」のアダプターなどもあり、ケーブルを背面に回せるのですが、根本的な解決にはなっていません。

はみ出てしまうモニターの例。こんな感じになります

そろそろ、背面に良い感じにケーブルを挿せる製品はないものか、と探していると、以外とチラホラと存在していました。その内の一つが本製品です。

この製品は背面にあるスタンドの一部を切り抜き、そこにインターフェイスを内蔵しているため、ケーブルが外にはみ出ません。なかなか良いアイデアだと思います。インターフェイスがディスプレイの側面に無いおかげでディスプレイ自体の薄型化も可能で、厚さは約4mmと、なかなかインパクトのある見た目にもなっています。モバイルディスプレイを使っているけど、ケーブル邪魔だなぁ、と思っている方にオススメです。

スタンドに穴が開いていてそこにインターフェイスがあります

Anker 3-in-1 Cube with MagSafe

旅行に出かける際の持ち歩きと、充電用ケーブルの本数を少しでも少なくするため選びました。iPhone、Apple Watch、Air Podsを同時に充電できる3in1充電スタンドで、価格は21,800円です。

Air Podsは所持していないので、実質2in1として使う事になりますが、ポイントは「折り畳んでキューブ状になる」という携帯性です。3in1タイプの充電スタンドはこの他にもいろいろとありますが、旅行に持っていくとなると、少し嵩張るものが多い印象です。

旅行に出かけるさい、現在はiPhoneとApple Watchと別々の純正MagSafeケーブルを持ち歩いていますが、この製品ならそれらのケーブルが不要になるうえ、コンパクトに畳む事が可能です。別途、給電用のアダプタも必要ですが、いずれにしろ持ち歩くものなので荷物に大差はありません。

iPhone 15になってからはUSB-Cも使え、充電だけならそれでも構わないのですが、旅行時にiPhone用のスタンドが欲しいと思う理由もあります。それは、iOS 17から実装されたスタンバイモードによる「時計表示」のためです。宿泊先にも時計はあると思いますが、どのような時計かはわからず、夜中に目が覚めた時にすぐ時間を確認できるようなものとは限りません。それなら、手持ちのiPhoneを時計として使うのが一番使いやすく、見やすいと思っています。これまではいろいろと工夫をして見やすい位置にiPhoneを固定していましたが、コンパクトなスタンドがあるならそれに越したことはありません。

Anker Prime Charging Station

旅行に持っていくのならこちらもオススメです。電源タップとUSB充電器が一体化していて、コンパクトに持ち運べます。USB充電器としての合計出力も140Wと十分な容量です。これ1台で、ノートPCや家電製品はコンセントを使い、USBポートでスマホやタブレットも同時に充電することが可能です。旅行だけでなく普段使いでもデスクトップ周りがスッキリします。

筆者は液晶ディスプレイが付いていない1世代前のものを持っていますが、今回のモデルはブラックフライデーの対象で、33%オフの9,990円となっています。もう一つ買っておこうかと迷い中です。

ちなみに、本体は差込プラグより薄く、そのまま挿すとプラグが飛び出しそうに見えるのですが、実際に差し込むとコンセントの口がせり上がってきて厚さを確保するという、目からうろこなギミックが搭載されています。

画像の右上部分をみるとコンセント部分がせり出す様子がわかります

Anker Prime Power Bank (20000mAh, 200W)

大容量のモバイルバッテリーです。合計出力が200Wで、2ポートまでならUSB Type-Cからそれぞれ100Wを同時に出力できます。これなら大抵のものは充電可能です。価格は19,990円です。

緊急時にノートPCの充電も可能ですが、主な用途はEOS R3の充電のために購入しました。これまで使っていたEOS-1D系は、充電には専用の巨大な充電アダプタが必要でした。EOS R3も同様なアダプタが付属していますが、本体のUSB Type-Cからも充電が可能になりました。これにより、付属の充電アダプタはほとんど使う機会がなくなりました。

ただ、EOS R3はEOS-1D系に比べると電池の消耗も激しく、ライブビューを多用する撮影ではバッテリーの持ちが不安になる場合もあります。筆者が最後に使っていたEOS-1D Xでは、フル充電から一日で2~3,000枚程度撮影してもバッテリーに不安を覚えたことはないのですが、EVF、背面液晶など電力消費が激しいEOS R3ではそうはいきません。

しかし、本製品を持ち歩くことによって、バッテリーの不安からは解消されました。カメラバッグに入れて移動中に充電しておくこともできますし、いざとなったら給電しながら撮影もできます。EOS R3のバッテリーは2,700mAhなので、結構な回数のフル充電もできそうです。

また、液晶ディスプレイが付いているのも便利で、残量をわかりやすく表示してくれるほか、給電・充電速度もリアルタイムで表示してくれます。モバイルバッテリーにディスプレイはいらないのではないかと思っていたのですが、使ってみるとなかなか便利です。

なお、筆者が購入したモデルよりも1世代前のモデルになりますが、容量24,000mAh、合計出力140Wの「Anker 737 Power Bank (PowerCore 24000)」が、現在ブラックフライデーの対象ととなっており、20%オフの15,990円です。容量が大きいので少し重量は重くなりますが出力が200Wまでは要らないという場合はこちらもオススメです。

iPhone 15用「MagSafe」リングが回転するケース

iPhoneのMagSafe対応ケースで、MagSafeのリング部分を引き出して指をかけられるスマホリングとして使えます。類似品は多数出ていますが、そのほとんどが引き出せるだけでリングの方向を変えられないので、意外と持ちにくい印象でした。

本製品は引き出したリングを360度回転させることができ、これにより自分が持ちやすい角度にリングを回すことができます。スタンドとして使う場合も、横置きで使う場合はこちらのほうが合理的な気がします。筆者が購入したiPhone 15 Pro Max用は、ブラックフライデー先行セールで15%オフの5,593円となっています。

記事中の商品をAmazonで購入すると、売上の一部がImpress Watchに還元されることがあります。記事中の情報は記事執筆時点のものです。価格や在庫等については、販売ページ上でご確認ください。