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「なんば広場」11月23日オープン 大阪なんば駅前に広大な歩行者空間
2023年11月9日 15:04
戎橋筋商店街振興組合、なんさん通り商店会、南海電気鉄道、髙島屋、丸井で構成される「なんば広場マネジメント法人設立準備委員会」は、11月23日より「なんば広場」を供用開始しする。
「なんば広場」は、大阪市と地域関係者が官民一体となって進める「なんば駅周辺における空間再編推進事業」の一環として整備されたスペース。難波駅前の歩行者空間化を実現するための指針となる「なんば駅周辺道路空間の再編に係る基本計画」、及び'22年に大阪市が策定した「なんば駅周辺における空間再編推進事業整備プラン」に基づいた空間づくりを目指すという。
今回の社会実験は、「人のまちミナミの中心として、居心地よく安心感のある空間」、「ミナミ・大阪・関西を回遊するための魅力・情報の発信拠点」、「安全・安心な空間の創出」の3つの目標を掲げて実施する。
居心地よく安心感のある空間
観光やショッピング、待ち合わせの際に気軽に利用できるベンチの設置や、四季折々の姿を見せるサクラやケヤキなどの植樹を通して心地良い空間づくりを目指す。また、夜間は照明によって上質感・落ち着き感を感じさせる空間を形成するという。
魅力・情報の発信拠点
ステージを設けたイベントなどで活用できる「利活用スペース」として賑わいを創出する。また、「発信・回遊の拠点」としての空間を提供することでなんばエリアの魅力発信、ブランド価値向上や新しい文化・プレイヤーの創出・応援、エリア全体の回遊性向上・経済効果につなげることを目指すという。
広場で開催する催事は、11月25日、26日に「道頓堀リバーフェスティバル」、11月30日~に「戎橋筋商店街体験博」、12月2日~に「大阪・光の饗宴コアプログラム 御堂筋イルミネーション」、また「大阪光の饗宴エリアプログラム 大阪ミナミ光マッセ!」を予定している。
安全・安心な空間の創出
清掃活動や警備員の配置・防犯カメラ設置等の防犯対策を実施。また、難波駅周辺で課題とされていた放置自転車に対しては、周辺と一体的に対策を行ない、誰もが安心して利用できる空間を目指す。