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個人宅駐車場へのEV充電器設置推進 Terra Chargeとakippaが提携

EV充電インフラ事業「Terra Charge(テラチャージ)」を展開するTerra Motorsと、駐車場予約アプリ「akippa」を運営するakippa社は、akippa駐車場へのEV充電器「Terra Charge」設置推進に向けて提携した。

提携の背景には、経済産業省がEV充電設備の設置数を2030年までに現在のおよそ10倍となる30万口とする目標を掲げていること、設置場所に関して自宅等での「普通充電」、移動中の「経路充電」、滞在先での「目的地充電」を組み合わせた「重曹的な充電インフラ整備」が重要とされていることがある。

こういった社会的背景を受け、Terra Chargeは初期費用・ランニングコスト無料による充電インフラの提供、日本全国へのEV充電器設置を進めている。

一方akippaは、契約されていない月極駐車場や個人宅の車庫・空き地・商業施設の空きスペースなど、登録されている駐車場を1日単位や15分単位で予約して利用できるサービスを提供しているが、全国の駐車場へのEV充電器の設置・シェア、将来的な自動運転EV車のカーシェアの実現を目指している。

両社は、全国の個人宅駐車場オーナーを中心にTerra Chargeの設置を推進。akippaの駐車場オーナーは、工事費用や初期費用や月額費用などが無料でEV充電器を駐車場に設置でき、Terra Chargeを通じた充電設備の提供が可能となる。

設置が進めば、EVユーザーはTerra Chargeの設置されたakippa駐車場を予約・利用することで、待ち時間等なく充電設備を利用できるようになる。

提携を通じてTerra Motorsは、全国のakippa駐車場への設置の可能性拡大、およびakippaの350万人の会員へEV充電の活用を広く知らせる機会につなげる。akippaは、中長期で目指す「駐車場へのEV充電器の設置」の第一歩として、ドライバーへの付加価値の提供につなげる。