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クラウン(セダン)発売 ニューフォーマル「セダン再発見」

Z(ハイブリッド車)<オプション装着車>

トヨタは2日、新型「クラウン(セダン)」を発表した。11月13日から発売する。ハイブリッド車(HEV)とともに、燃料電池車(FCEV)もラインナップする。価格はHEVが730万円、FCEVが830万円。

新しいクラウンは、第1弾としてセダンとSUVが融合した「クロスオーバー」が発売。従来の「セダン」というイメージから脱却を図った。一方で、元来のクラウンの「型」であるセダンにおいては、快適な乗り心地や上質な走りとともに、(運転手による運転を前提とした)「ショーファーニーズ」を満たすくつろぎの空間の創出に注力して開発され、正統派セダンを再定義。パーソナルにもビジネスにも応える「ニューフォーマル」に挑戦し、「セダン再発見」を目指した。

広々とした室内空間や、癒しを感じる間接照明など、大人の感性を満たすインテリアを充実。リラクゼーション機能や、日差しを遮る電動式サンシェードなども用意した。

HEVでは「2.5L マルチステージハイブリッドシステム」を搭載。FCEVは、MIRAIと同じ高性能FCシステムを採用。3本の高圧水素タンクと燃料電池などを搭載し、1回あたり約3分の水素充填で約820km走行できる。

2.5L マルチステージハイブリッドシステム
燃料電池ユニット

FCEVモデルは、外部給電器の接続により、大出力の電力を住宅や電気製品に供給できる。また、FCEV、HEVともに、車内の2カ所のアクセサリーコンセント(AC100V/1,500W)で電気製品を利用できる。走行中だけでなく、非常時給電システムとして、車両が停止した状態でも給電可能。