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Meta、新スマートグラスは動画ライブ配信対応 Meta AI搭載

Metaは27日(米国時間)に開催したMeta Connectの中で、次世代のスマートグラス「Ray-Ban Meta smart glasses」を発表した。10月17日から発売開始し、価格は299ドルから。ただし、日本からは注文はできない。

Ray-Banブランドを展開するEssilorLuxotticaとのパートナーシップにより実現。Metaでは、2021年からスマートグラス「Ray-Ban Stories」を発売したが、新たなRay-Ban Metaスマートグラスは、第1世代のコア機能を改善しながら、全てを再設計した。

新たにハンズフリーでストリーミング配信する機能を搭載。グラスからFacebookやInstagramにライブストリーミングができるほか、プレビューでコメントを確認できる。メガネの横をタップ&ホールして、音声も聞けるため、コミュニティと自分の視界を共有しながら交流できる。カメラは12メガピクセルで、1080p、60fpsの動画撮影が可能。写真撮影にも対応し、グラスから友人や家族に写真を送れる。

また、会話アシスタントのMeta AIを統合。「ヘイ、Meta」と声をかけるだけで、音声で情報を取得したり、機能をコントロールできるようになる。Meta AIは発売時はβ版となり、米国のみで利用できる。

デザインは、Ray-BanのWayfarer、Headlinerが選択可能で、マットブラックとシャイニーブラックの2色を用意。フレームカラーも選択可能。

第1世代との比較では、カスタム設計のスピーカーにより音質を向上。通話や音楽、ポッドキャストなどに利用できる。5つのマイクによるイマーシブオーディオ録音にも対応する。

新たなQualcomm Snapdragon AR1 Gen1プラットフォームを搭載することで、高画質な写真・ビデオ処理などに対応。充電ケースが付属し、最大8回の追加充電(合計36時間の使用)が可能となる。