ぐるなび、「楽天ぐるなび」に名称変更 ID連携を強化

飲食店情報サイト「ぐるなび」は、10月2日から名称を「楽天ぐるなび」に変更する。1996年のサイト開設以来、初めての名称変更となる。

ぐるなびは、楽天グループとの間で、2018年7月に資本業務提携契約を締結し、同年10月から両社の会員ID連携を開始。ネット予約で「楽天ポイント」を貯められるようになった。2023年8月1日時点で楽天ID連携会員数は750万を突破し、ネット予約件数の拡大による送客強化に努めている。今回の名称変更とあわせて、早期にID連携会員数を1,000万とすることで、ネット予約送客のさらなる拡大を目指す。

名称変更の狙いは、「楽天ポイント」が貯まるサイトとしての認知拡大と、楽天会員にとって利便性・利得性の高いサービスを目指したサイト変革のため。まずは、楽天のクーポンサービス「RaCoupon」(ラ・クーポン)を活用したネット予約クーポンの追加開発を行なうほか、楽天会員向けの機能を強化していく。

また、サイト名称変更を記念した楽天ポイントが貯まるキャンペーンも開催予定。これらにより、「楽天エコシステム」における飲食店予約サイトとしてのプレゼンスを確立・拡大し、両社の連携強化を推進していく。