東京駅ナカ グランルーフが「グランスタ八重洲」に。緑豊かな屋外空間

JR東日本は7月10日、東京駅構内の商業施設「グランルーフ」「グランルーフ フロント」の名称を「グランスタ八重洲」に変更し、2階に新ショップをオープンする。また7月1日に、グランルーフ2階を「GRANROOF GARDEN」としてリニューアルオープンする。

グランスタ八重洲となるのは、JR東京駅八重洲口改札外で展開する、地下1階～3階のグランルーフと、地下1階のグランルーフ フロント。利用者にとって分かりやすくするため、複数の商業施設を「グランスタ東京」「グランスタ丸の内」などと同じ「グランスタ」ブランドで一本化し、各商業施設の名称を「グランスタ＋エリア名」に改定する。

商業施設ロゴデザイン

名称を変更する7月10日に、イタリアンレストラン「Osteria IL VIAGGIO(オステリア イル ヴィアッジオ)」がオープンする。フロアは2階。

リニューアルエリア位置図

ショップパース

グランルーフは、「東京駅が街になる」をコンセプトに、「東京ステーションシティ」と命名し進める東京駅周辺整備プロジェクトの一環として2013年9月に完成した商業施設。グラントウキョウノースタワーとグラントウキョウサウスタワーをつなぐ長さ約230mの大屋根と、賑わい空間と歩行者ネットワークを形成するペデストリアンデッキを特徴としている。

グランルーフ外観

7月1日オープンのGRANROOF GARDENは、グランルーフ2階にて「緑あふれる屋外空間」として展開。234mにわたるペデストリアンデッキの長さを活かし、駅利用者や周辺のオフィスワーカー・住民、来街者など誰でも利用できるパブリックスペースを創出する。また、エリア全体でフリーWi-Fiや電源コンセントを整備する。

そのほか、四季折々の緑や草花を楽しめるよう、100種以上の関東圏在来の植物を取り入れた緑豊かな空間とする。15種類以上のベンチやカウンター、緑化プランターを組み合わせ、一部可動式とすることで様々なイベントにも対応する。