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マイナンバーカード関連の誤登録で特設ページ デジタル庁

マイナンバーカードに関連するサービスの誤登録などの問題が続いている中、デジタル庁は、自身の登録状況の確認方法や質問に答える特設ページを開設した。

「公金受取口座の誤登録」、「健康保険証の情報の紐付け誤り」、「マイナポイントの誤紐付け」、「コンビニ交付サービスによる誤交付」など、マイナンバーカードに関する問題が続いているが、それらの問題についての現状をまとめたもの。

特設ページでは、公金受取口座や健康保険証、マイナポイント申請が正しく登録されているかを確認する方法を紹介。もし、誤登録がある場合は、マイナンバー総合フリーダイヤルなどに連絡するよう呼びかけている。

保険証登録については、全保険者の登録を確認中。公金受取口座においては、1,535自治体から回答を得ており、新たな問題は発生していない(問題が発生したのは14自治体20件)。マイナポイント支援事業では、支援窓口用アプリを改修。従来は前の人の情報が残ったまま作業ができてしまったが、申込手続き完了時にもう一回本人のカードを用いて認証することで、誤登録を排除できるようにした。また、支援用の環境としてパソコン以外にタブレットやスマホ用のアプリを6月7日から提供し、人為的な誤りを減らしていく。

マイナンバーカードを用いたコンビニ証明書交付サービスの誤交付は、システムのプログラム処理の不具合に起因するもの。現在、点検日程の確定が終わり、修正を進める方針。