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ミズノ、睡眠市場に参入 マットレスと敷パッドでフィジカルサポート
2023年5月26日 16:17
ミズノは、新シリーズ「MIZUNO SLEEP」を立ち上げ、睡眠市場に本格参入する。第1弾として、フィジカルサポートマットレス「ReFull(リフル)」、睡眠中の熱を逃がす敷パッド「風道 -フウドウ-」の予約受注を、Makuakeにて6月14日に開始する。価格は、ReFullが88,000円から115,500円、風道が9,900円。
総合スポーツ用品メーカーとして培ってきた技術やノウハウを、新シリーズのMIZUNO SLEEPで睡眠領域へ展開。「スポーツテクノロジーで睡眠をもっと快適にする」をコンセプトに、運動と同じように睡眠の大切さを考え、すべての生活者の睡眠パフォーマンスの向上を目指す。
フィジカルサポートマットレス「ReFull」
ReFullでは、通気性に優れたミズノの高反発網状素材「リフル」を使用。上層部のフィット層は、繊維を糸の形状にすることでやわらかくし、高反発ながらも包み込むようなフィット感を実現。寝心地のよさと寝返りのしやすさを両立したという。
下層部のサポート層は、繊維をチューブ状に成形し硬くしている。これにより、7cmの厚みながら、腰のような重い部分も沈み込まずに下から支え、底付きを感じにくいとしている。
あわせて、さらに高いフィット感を感じられるよう、体の各部位の形や可動域を考慮し、6つのゾーンに分けて異なる特長を持たせる独自設計を採用。仰向けだけではなく横向けの体圧分散性にも優れているため、睡眠時の1カ所にかかる圧力を分散し、体にかかる負担の軽減に繋げている。
マットレスカバーは、表面がオールシーズン用、裏面が夏用のリバーシブル構造。表面は綿混素材を採用し、適度なクッション性と冬の蒸れにくさを特徴としている。裏面はメッシュ素材で、高い通気性により涼しく快適な睡眠をサポートする。
耐久性については8万回の圧縮テストを実施。また、電気毛布や布団乾燥機など(70℃以下を想定)を使用できるだけの耐熱性を備える。
シングル(約97×196cm)、セミダブル(約117×196cm)、ダブル(約137×196cm)をラインアップ。カラーはホワイト。重さはシングルが約5.45kg、セミダブルが約6.5kg、ダブルが約7.6kg。価格はシングルが88,000円、セミダブルが99,000円、ダブルが115,500円。発送予定は9月中旬。
通気性が特徴の敷パッド「風道」
風道は、水平方向・垂直方向のWの通気性が特徴。水平方向については、独自の凹凸生地により、体と寝装(布団やマットレス)が接触している箇所に隙間ができることから、睡眠中にかいた汗を効率的に拡散し、熱がこもりにくいという。
垂直方向については、ループ状のメッシュ繊維とストライプ状に配したクッション構造繊維が生地の潰れを防ぎ、体が接触している箇所においてもメッシュ構造をキープすることで、熱がこもりにくくなっている。
汗処理機能を高めるため、通気性を追求したミズノ独自の機能素材「ドライエアロフロー」の空隙構造メカニズムを応用。汗をかいてもさらっとした快適な状態を作り出すという。
約620gと軽量で、薄く折りたたみやすい柔らかさのため、洗濯時や収納時の場所や手間を減らせるとしている。
サイズは約100×205cm。カラーはクリーム。価格は9,900円。発送予定は7月下旬。