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長崎「旧グラバー住宅」至近に「ホテルインディゴ」 24年冬開業

森トラストは、IHGホテルズ&リゾーツが展開するライフスタイル・ブティックホテルブランド「ホテルインディゴ」を誘致し、「ホテルインディゴ長崎グラバーストリート」を2024年冬に開業する。

ホテルを開業する南山手エリアは、世界遺産の構成資産である重要文化財「旧グラバー住宅」や国宝「大浦天主堂」など文化観光の集積地として、西洋と東洋の風習や文化が交差しながら独自に発展してきた場所。

本物件は、国選定重要伝統的建物群保護地区の伝統的建造物に特定され、赤煉瓦造りの外観や、アーチ型の窓、白い鎧戸、大きなステンドグラスを入れられるようリブ・ヴォールト天井という様式が採用された高さ約10mの旧聖堂などを備える建築物。これらを保存・復原・活用することで、「ホテルインディゴ長崎グラバーストリート」として生まれ変らせる。

日本の「和」、中国の「華」、そしてオランダの「蘭」、それぞれの個性が混ざった「和・華・蘭(わからん)文化」と呼ばれる長崎のDNAを踏襲。「時空を旅する和・華・蘭ラビリンス」をコンセプトに、当時の記憶を彷彿とさせる異国情緒あるユニークな設えを行なっていく。

客室にも「時空を旅する和・華・蘭ラビリンス」を表現し、開港以後あらゆる人とモノが交差し個性が溶け合った長崎の特徴・歴史・文化に「つながり」を感じられるものとする。

所在地は長崎県長崎市南山手町12-17。敷地面積は5,505.29m2。延床面積は4,561.91m2。客室数約70室。地上3階、地下1階建て。