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大阪駅新駅ビル「イノゲート大阪」 24年秋開業

JR西日本と大阪ターミナルビルは、大阪駅西地区で開発中の「大阪駅新駅ビル計画(仮称)」の建物名称を「イノゲート大阪」に決定した。2024年秋の開業を予定しており、5月16日に地上の鉄骨工事が完了した。

イノゲート大阪(2月8日撮影)

イノゲート大阪は、大阪駅西側開発エリアの玄関口に位置。「交流とひらめきがカタチになる場所」をコンセプトに、駅直上の利便性、大阪駅(うめきたエリア)接続によるグローバル性、緑豊かな都市公園を望む眺望などを活かし、オフィスや飲食店舗、商業施設などを展開する。

周辺施設と2階連絡通路で接続し、歩行者回遊動線の起点となるほか、JR大阪駅の新改札口(西口)と直結し、全7駅13路線のマルチアクセスに対応する。大阪駅(うめきたエリア)と接続し、2031年の「なにわ筋線」開業により、JR大阪駅から関西国際空港までの所要時間が短縮して海外へのアクセスも向上するため、グローバルビジネスをサポートできるとする。

地上23階、地下1階で高さは120m。延床面積は約60,440m2。所在地は大阪市北区梅田3丁目。

3~5階が飲食店舗、6階がラウンジやカフェ・物販、9~10階がフレキシブルオフィス、11階が貸会議室、12~23階がオフィスとなる。オフィス低層階には、貸会議室、フレキシブルオフィス、ラウンジなどのオフィスサポート機能を配置し、貸会議室は、リアルとオンラインを組み合わせたハイブリッド型イベントに対応する。

オフィス
眺望を活かしたワークスペース
貸会議室
フレキシブルオフィス

6階は、「TSUTAYABOOKSTORE」や「蔦屋書店」を手掛けるカルチュア・コンビニエンス・クラブがオフィスロビーフロアを運営。オフィスの玄関口として、シェアラウンジ、カフェ、書籍・文具・食雑貨などを設置する。

3~5階の飲食店舗は、3階が幅広いニーズやシーンに対応した、「バルチカ03」の玄関口で、梅田3丁目に立地し、ワーカーが毎日通いたくなるような「サードプレイス」を目指すとのこと。横丁ゾーンも配置するため、「おっさん(03)」の意味も併せ持つ。5階は呑みに特化したフロア。