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冷凍食品の無人ストア「Store600 FROZEN」本格展開

無人ストア事業を展開する600株式会社は、試験運用を実施していた冷凍食品対応の新サービス「Store600 FROZEN」の本格展開を開始した。東京23区内、横浜・川崎エリアの大規模マンションを対象に設置を進める。

600では、マンションの暮らしを豊かにすることを狙いとした無人ストアサービス「Store600」を展開している。その中で、より日常的な食事の選択肢として使いたいという顧客からの要望を受け、冷凍パンの無人販売サービス「Store600 BAKERY」をリリースした。

Store600 FROZENは、より広範な冷凍商品を扱うサービスとして展開。冷凍パンに加え、アイス・ケーキなどのスイーツ、餃子・ハンバーグなど食事のメインになるような惣菜などをラインアップする。

デザインもアップデートし、マンションの美観を損なわないスタイリッシュなデザインを採用したほか、陳列されている商品をより見やすく、取り出しやすくなったという。

利用方法は、「Store600」アプリを使って無人ストアの鍵を解錠し、中の商品を取り出して購入する。決済手段はクレジットカード。

設置料は初期・月額費用無料。設置が可能な場所はマンション屋内の平衡な場所で、家庭用電源コンセントが1口以上(2口推奨)用意できること、携帯電話の電波が使用可能な環境であることが条件。東京23区内、川崎・横浜エリアの300戸以上の竣工済みマンションが対象だが、エントリーは100戸以上から受け付ける。設置に伴う工事や施工は基本的には不要。対象エリアは順次拡大予定。