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2つの蒲田を結ぶ新空港線整備へ「羽田エアポートライン株式会社」設立
2022年10月21日 15:13
大田区と東急電鉄は、新空港線の整備主体となる第三セクターの発起人として、10月14日に羽田エアポートライン株式会社を設立した。両者は9月に、第三セクター設立に関する協定を締結していた。
新空港線は、矢口渡~蒲田~京急蒲田~大鳥居を鉄道で結ぶ計画。矢口渡から京急蒲田までの先行整備により、JR京浜東北線、東急多摩川線および池上線の蒲田駅と京急蒲田駅間のミッシングリンクを解消し、早期の事業効果の発現が可能としている。
また、東急東横線、東京メトロ副都心線、東武東上線、西武池袋線との相互直通運転を通じて、国際競争力強化の拠点である渋谷、新宿、池袋等や東京都北西部・埼玉県南西部と羽田空港とのアクセス利便性の向上を図る。
羽田エアポートラインの代表取締役社長は玉川一二氏(大田区副区長)、事業内容は鉄道事業法に基づく第三種鉄道事業ほか、資本金は2億9,500万円、出資比率は大田区61%、東急電鉄39%。
新空港線の事業化に向けて、羽田エアポートラインが中心となって矢口渡~京急蒲田間の検討の深度化を進めるとしている。