On、“循環型”ランニングシューズ 月額3380円でサブスク

スイスのスポーツ・パフォーマンスブランド「On」(オン)を展開するオン・ジャパンは、ランニングシューズのサブスクリプションサービス「Cyclon」(サイクロン)の本格展開を開始した。利用料は月額3,380円。

ランニングシューズのサブスク「Cyclon」では、約6カ月ごとに、次の新しいランニングシューズ「Cloudneo」(クラウドネオ)がユーザーに届けられる。使った古いランニングシューズはOnに返却、返却されたシューズは、新しいシューズの原材料として100%リサイクルされる。テーマは「Run. Recycle. Repeat.」。

Cloudneoのアッパー部分などには、トウゴマから抽出されたヒマシ油を基に作られるバイオベース素材「PA11」を採用。またミッドソールとアウトソールには「Pebax」を採用している。これらの素材は返却後に100%リサイクルされるため、サブスクのサイクルにおけるバージン素材の使用と廃棄物の大幅な削減を可能にする。

古いシューズを返却

リサイクルされる

サブスクで新しく届くシューズ

Cloudneoはランニングシューズとしてのパフォーマンスも追求。Onの特許技術「CloudTec」(クラウドテック)と、足型プレート「Speedboard」(スピードボード)を搭載しており、二層構造のCloudTecミッドソールにより、高いクッション性とローリングモーションを実現。トレーニングからレースまで高いパフォーマンスを発揮するとしている。

Onのサブスクリプションサービス「Cyclon」で提供されるランニングシューズ「Cloudneo」

ウィメンズ

Cloudneoはメンズ・ウィメンズをラインナップ。カラーはアンダイドの一色のみ。サイズ展開はメンズが25～29.5cm、ウィメンズが22～27cm。

サブスクリプションサービスのCyclonは10月18日から全世界で本格始動。同サービスの開始と同時に、東京のフラッグシップストア「On Tokyo」では特別展示が開始され、Cyclonで提供されるシューズCloudneoのサイズ感や履き心地を体験できる。