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小田急百貨店新宿店本館、10月3日解体着手。新宿駅西口地区開発

小田急電鉄と東京メトロは、新宿駅西口地区開発計画において、10月3日以降順次既存建物の解体工事に着手する。

解体の対象は、小田急百貨店新宿店本館とモザイク通りを含む新宿ミロードとして営業している建物。10月3日から小田急百貨店新宿店本館の解体に着手し、その後新宿ミロードの解体を行なう。

小田急百貨店新宿店本館

小田急百貨店新宿店本館は10月2日に営業を終了、10月4日から新宿西口ハルクでリニューアルオープンする。新宿ミロードは2023年3月25日にモザイク通りとモール2階での営業を終了、本館は2025年5月以降に解体着工予定。

(1)小田急百貨店新宿店本館
・新宿地下鉄ビルデイング(所有者:東京メトロ)
・新宿駅西口本屋ビル(所有者:小田急電鉄)
工事期間:2022年10月3日~2027年3月末(予定)

(2)新宿ミロード モール2階、モザイク通り部分(所有者:小田急電鉄)
工事期間:2023年4月~2027年3月末(予定)

モザイク通り(左:現在、右:開業当時)

(3)新宿ミロード 本館部分(所有者:小田急電鉄)
工事期間:2025年4~2027年3月末(予定)

新宿ミロード 本館

新宿駅西口地区開発計画は、新宿駅西口の敷地面積約16万m2を活用し、建物の延床面積は約28.2万m2。地上48階建、高さ約260mの高層ビルを建築し、高層部にはハイグレードなオフィス、中低層部には商業機能を備える。

オフィス機能と商業機能の中間フロアには新宿の特性を生かし、街者と企業等の交流を促すビジネス創発機能を導入するほか、低層部にはビジネス創発の情報や新宿をはじめとした小田急沿線、東京メトロ沿線等の情報を発信する機能を設ける。竣工は2029年度を予定している。

また同計画の進捗により、新宿駅西口地区の歩行者動線が順次変更となる。詳細は現地ポスターなどで告知する。