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水害の住居被害、片付け前に「写真撮影」を
2022年8月5日 14:00
東日本や北陸で、大雨による水害が発生している。政府では、水害が住まいが被害を受けた場合には、片付け前に「り災証明」や「損害保険用」に写真撮影を行なうよう呼びかけている。
災害で住まいが被害を受けたときは、ショックで何から手を付けたらいいか分からなくなるかもしれないが、行政の支援や補償を受けるために重要になるのが「写真撮影」。そのため、被害状況を写真で記録するよう呼びかけている。
写真撮影のポイントは以下の通り。
- 家の外をなるべく4方向から撮る
- (浸水した場合は)浸水の高さが分かるように撮る
- 室内の被害(キッチンや家電など)の状況も分かるように撮る
また、住宅設備や自動車、物置、農機具などの被害状況も撮っておくよう呼びかけてる。
被害を受けた場合、電気やガスの復旧にも注意が必要。
停電していた場合、急に電源を入れると、通電火災などの二次災害が発生する危険がある。そのため、電気を復旧させるときは、ブレーカーがすべて「切(OFF)」になっていることを確認したのち、アンペアブレーカー、漏電遮断器をONにして、安全ブレーカーを一つずつ入れる(ON)など、手順に沿った操作を行なう。
政府広報オンラインでは、水道やトイレが使えないときの対応や、片付けや修復作業の注意点、罹災証明書と住まい・生活への公的支援などについて、詳しく紹介している。