Chromebook新機能、Googleフォト動画編集やPDFの編集

Googleは、Chromebookに動画編集機能などの新機能を発表した。今後数カ月の間に順次公開される予定。

Googleフォトには新たにムービーエディタ機能を搭載。秋にChromebookを皮切りとして実装される。数回タップするだけで、高品質の動画を作成可能。提案されたテーマから映像を作成したり、ゼロから自分で作成することもできる。

テーマは、紹介したい人物やペットなどを選択することから始まり、Googleフォトがビデオクリップと写真の両方を使用して動画を作成してくれる。自分で作成する場合は、Googleフォトの検索機能から、写真やクリップを選択して好きな順番に並べることで動画を作れる。

どちらの手法でもトリミングや明るさ、コントラストの調整などは可能。既に実装している「Real tone」フィルタの適用も可能で、肌の色を最適な状態に調整できる。

また、動画編集アプリ「LumaFusion」のChromebook版も登場予定。

PDF編集機能を搭載

Chromebookのメディアアプリ「ギャラリー」には、PDF編集機能を来週から導入。フォームへの入力やテキストの強調表示、ドキュメントへの署名、テキスト注釈の追加などが行なえる。

画面キャプチャアプリ「スクリーンキャスト」では、音声を文字起しして保存や表示、共有が可能になったほか、筆記体アプリでは、手書きのメモをキャプチャして編集・整理が可能。メモをコピーして別のアプリに貼付けたりPDFとして送信することもできる。

そのほか、Chromebookをパーソナライズする機能として、選んだ写真を使って、毎日自動的に壁紙が変わる機能を数カ月以内に実装。スケジュールを管理し集中力を維持するための新しい組織機能や生産機能も展開予定。