漆塗りで幻想的な苔庭風景を表現した「セイコー プレザージュ」

セイコー プレザージュ クラフツマンシップシリーズ 漆ダイヤル限定モデル(SARD015)

セイコーウオッチは「プレザージュ」から、伝統工芸である漆塗りを用いた限定モデル「SARD015」を7月8日に発売する。価格は22万円で、販売数は2,000本。

金沢漆器の技法を駆使し、北陸特有の環境と美意識が育む夏の情景を表現。緑色の漆で塗られたダイヤルが幻想的な苔庭を、針の金色が降り注ぐ夏の木漏れ日をイメージしたデザインが特徴。日付や曜日、パワーリザーブを扇形に動く針で表示することで日々異なる表情も楽しめる。

金属と漆を結び付けた製造技法と平滑面を生み出す伝統技術が融合し、何十回も塗りと研ぎを繰り返すことで、美しい光沢を出しつつ針の動きを妨げない厚みに仕上げた。また、硬化し続けるため耐久性が半永久的に高まっていく漆の性質を活かして実用性も高められている。これまで発売されてきた漆塗りダイヤルのモデルと同様に、漆芸家の田村 一舟(たむら いっしゅう)氏監修のもと製作される。

ムーブメントは機械式で自動巻きのキャリバー「6R24」。精度は日差+25秒～-15秒。振動数は28,800振動/時。石数は31石。パワーリザーブは約45時間。

数量限定の証にLimited Editionの文字とシリアルナンバーが記される

ケースはステンレスで、ストラップは牛皮革。風防は内面無反射コーティングを施したデュアルカーブサファイアガラス。裏ぶたはシースルーバックで、Limited Editionの文字とシリアルナンバーが刻印される。日常生活用強化防水(10気圧防水)に対応。大きさはケース外径が40.5mm、厚さは12.8mm。