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世界最大「無印良品」。広島アルパークにオープン

無印良品を展開する良品計画は、広島県西区の複合商業施設「ALPARK(アルパーク)」内に世界最大の大型店「無印良品 広島アルパーク」を4月22日にオープンする。

「無印良品 広島アルパーク」は、「無印良品 東京有明」に続く2店舗目の「生活全部店」で、無印良品の基本となるすべての商品とサービスを提供する大型店舗。「地域の皆さまとすこやかな暮らしをつくる」をコンセプトに、「食べることを楽しむ」「環境について考える」「健康を保つ」「住まう・くらす」「法人向けの空間サービス」「地域がつながる場所」の6つのキーワードで地域に根差した商品やサービスを提供する。

同店舗は、無印良品で初めて容器の削減につながるシャンプーなどのヘアケア製品の量り売りを開始する。「2050年までに瀬戸内海の新たな海洋プラスチックごみをゼロにする」という'21年6月の広島県の宣言を受けた取り組みで、さらに規格外などの理由で未利用だった木材を活用した家具の販売も開始するなど、SDGsを意識した取り組みを行なう。

無印良品初のヘアケア製品の量り売り

忙しい人でも「食べることを楽しむ」ために、冷凍食品は広島県内の無印良品で初めてフルラインナップの約80種類を販売。キッチンカウンターでは野菜ソムリエの資格を持った店舗スタッフが体づくりや食育などをテーマにレシピを提案してくれる。また、フードロスの削減のため、必要な分だけ購入できる食品とブレンドティーの量り売りも開始する。

「環境について考える」取り組みとして、資源の循環につながる商品・サービスの提供や繊維類、PET素材、本、保冷剤などの回収を行なう。

「健康を保つ」を目標に、西日本で初めて「まちの保健室」を開始。日替わりで常駐している地域の看護師、理学療法士、保健師、管理栄養士へ健康相談をすることができる。運動時に必要となる商品や歩数計などの体を整える商品を取りそろえるほか、調剤薬局では薬も購入可能。

家具の販売やリノベーションなど「住まう・くらす」ことに関する商品やサービスも提供する。サイズや素材が選べる家具や布製品の販売、収納・引っ越し・リフォームなどの悩みを専門のアドバイザーに相談できるサービスがある。

「法人向けの空間サービス」では、過疎化や少子化の進行により増加している廃校・空き家や遊休スペースなどを活用し、地域活性化をテーマに地域の方々が集まりコミュニケーションが促進されるような空間づくりを提案するという。

さらに、店舗を「地域がつながる場所」とするために地域にまつわるテーマのイベントを店内だけでなく店外でも行なうことも計画している。

所在地は広島県広島市西区井口明神1丁目16番1号アルパーク西棟1-2F。売り場面積は約1,870坪。営業時間は10時から20時。