ニュース
ブレードレスの「IQOS ILUMA ONE」、一体型コンパクトタイプ
2022年3月8日 18:16
フィリップ モリス ジャパンは、ブレードがないタイプの加熱式たばこ IQOS ILUMA(イルマ)シリーズから、一体型のコンパクトタイプ「IQOS ILUMA ONE」を、3月8日に発売した。価格は3,980円。コンビニエンスストア等での発売は3月22日。
IQOS イルマは、従来のIQOSに内蔵されていたブレードがない構造により、スティックをブレードに刺すときの破損の心配がなく、たばこの残りかすが出ないためクリーニングの必要がない加熱式たばこ。'21年8月に、「IQOS イルマ プライム」と「IQOS イルマ」を発売していた。
IQOS イルマ ワンは、IQOS イルマ等と同じ加熱方式で、ボディは従来型IQOSの「IQOS 3 マルチ」等と同スタイルの一体型モデル。加熱方式はスマートコア・インダクション・システムを採用しているため、スティックは専用の「TEREA(テリア)」のみに対応し、マールボロ・ヒートスティックやHEETSは使用できない。
スマートコア・インダクション・システムでは、スティックの内側にステンレスでコーティングされた金属製の誘熱体を内蔵しているため、ブレードがなくても内側からの加熱が可能。従来型IQOSから'21年8月発売のIQOS イルマに切り替えたユーザーからは、匂いが少なくなったとの声もあるという。
IQOS イルマ ワンの特徴は、30.6×16.4×121.6mm(幅×奥行×高さ)、重さ68.5gというコンパクトさ。また満充電から連続使用回数は、同じく一体型のIQOS 3 マルチの10回に対し、IQOS イルマ ワンでは20回に改善している。充電時間は約90分。
フィリップ モリス ジャパンは、3,980円という価格もアピールしており、IQOS イルマ プライムとIQOS イルマがそれぞれ12,980円、8,980円だったことから、価格がハードルとなり切り替えられなかった喫煙者の、IQOS イルマシリーズへの移行を見込む。IQOS イルマ プライム/イルマに搭載されていたオートスタート・オートストップ、スマートジェスチャーリフトアップ、スマートジェスチャーダブルタップの機能は非搭載。
カラーは、ペブルベージュ、ペブルグレー、サンセットレッド、モスグリーン、アズールブルーの5色。
IQOS イルマ ワン発売に合わせて、専用アクセサリー「シリコーンスリーブ」と「ファブリックスリーブ+」を発売する。シリコーンスリーブのカラーはニューインディゴ、ブライトコーラル、クラレットレッド、シトロンイエロー、ティンテッドティール、シャルトリューズの6色で、価格は980円。ファブリックスリーブ+のカラーはダークグリーン、カーキ、ダークグレーの3色で、価格は1,780円。
3月8日からIQOS オンラインストア、IQOS LINE公式アカウント、IQOS テレセールスセンターによる電話勧誘での販売を開始。3月9日からIQOSストア、IQOSショップ、IQOSコーナーで、3月22日からコンビニエンスストア含む一部のたばこ取扱店で、順次発売する。今後IQOS イルマシリーズは、IQOS イルマ ワン、イルマ プライム、イルマの3機種で展開する。
なおIQOS イルマ プライム/イルマ発売以降、IQOSユーザーのうち20%以上がIQOSイルマシリーズを利用しているという。