ホテルニューオータニで暮らす。「サービスアパートメント」開業

ホテルニューオータニは、「ホテルニューオータニ サービスアパートメント」を開業。紀尾井町でのホテル暮らしを叶えるホーム・イン・ホテルのサービスを4月1日に開始する。予約受付開始は3月3日10時。料金はガーデンタワー スタンダードルームで6泊15万円から。

ホテルニューオータニでは2020年夏より長期連泊プランを販売しており、2021年には2連泊以上の利用がコロナ前と比べて約5倍になったという。こうした長期滞在ニーズの高まりを受け、新たな客室の改装や専用フロアの増設を実施するとともに、長期滞在者向けの新サービスとしてホテルニューオータニ サービスアパートメントの提供を開始する。

想定する用途は、セカンドハウス、テレワーク、長期出張といった生活とビジネスの拠点、および自宅のリノベーションや転居前の仮住まい、通院や子どもの受験期間の滞在など。賃貸住宅のような各種手続きや審査、手数料などが不要であることも特徴としてしている。

部屋は、6泊から利用できるガーデンタワースタンダードルームやデラックスルーム、スイートのほか、日本文化をイメージした内装・室内空間やヒノキ風呂を備えた「新江戸レジデンス」を用意する。

生活に最低限必要となる設備も完備。長期連泊専用フロアに、洗濯脱水乾燥機、電子レンジやトースターなどを設置する。また滞在中には、コンシェルジュによる各種手配・予約の案内、ワークアウトルームの利用、朝刊1紙無料などのサービスを受けられる。

館内には、37のレストラン、郵便局、ATM、美容室・理容室、エステサロン、スーパーマーケット・コンビニエンスストアが揃っており、生活用品を含めたあらゆるショッピングができるとしている。

ホテルニューオータニのロケーションは、赤坂見附駅、四ツ谷駅、永田町駅、麹町駅の4駅から徒歩圏内で、6路線を利用可能。東京駅、銀座、六本木からは車で約15分、新宿駅からは約20分でアクセスできる。所在地は東京都千代田区紀尾井町4-1。

そのほか、電動マイクロモビリティシェアの「LUUP」と提携。ホテルニューオータニ サービスアパートメント滞在中は無料で利用できる電動キックボードおよび電動アシスト自転車58台分のスペースを確保した「LUUPポート」をホテル館内に設置する。

サービス提供期間は第1期として4月1日から9月30日まで。料金はガーデンタワー スタンダードルーム(27m2～)では6泊15万円から、12泊24万円から、30泊36万円から。新江戸レジデンス プレミアムルーム(77m2～)では30泊280万7,100円から。