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タグ・ホイヤー、新スマートウォッチ「キャリバーE4」
2022年2月14日 13:41
LVMH ウォッチ・ジュエリー ジャパンは、腕時計ブランド「タグ・ホイヤー」から、スマートウォッチの新製品「タグ・ホイヤー コネクテッド キャリバーE4」を3月10日に発売する。本体サイズは2種類で、ストラップの違いなどで合計6モデルをラインナップする。Wear OS搭載のスマートウォッチで、価格は214,500円~297,000円。
2015年から展開している“コネクテッドウォッチ”の新製品。新たに本体サイズを45mmと42mmの2種類で展開し、ケースをなめらかなデザインに刷新。大きくしたリューズや、ステンレススチール製の2つのプッシュボタンを備える。
新しく加わる42mmモデルは誰でも使いやすいサイズ・デザインで、より薄型のケースも特徴。「無駄のない上品なデザインと最新のウェルネス機能やスポーツ機能を求めるユーザーに最適」としている。
45mmモデルは、高級腕時計で使用されるようなセラミックベゼルを採用、デザインを従来モデルから刷新し、直径を大きくしたリューズで操作しやすくした。
ストラップ
ストラップはオプションでも用意され、レザーストラップのほかラバーストラップをさまざまな色で展開。ステンレススチール製ブレスレットも用意される。価格はラバーストラップが24,200円、レザーストラップが36,300円、ステンレススチール製ブレスレットが55,000円。
ウォッチフェイス
ウォッチフェイスは厳選されたデザインを採用。新しい未来的なアニメーションの「リバーサイド」のほかにも、新たに「ウェルネス」ウォッチフェイスを加えており、心拍数や歩数などを表示できる。機械式腕時計から継承するデザインや、スポーツタイマーの経験を反映したデジタル表示なども特徴。新モデルだけの限定ウォッチフェイスも年間を通じて提供される予定。
スポーツアプリはランニング(屋内外)、サイクリング、水泳、ゴルフ、ウォーキングのパフォーマンスを記録可能。フィットネスルーチンの計測がより簡単になったほか、スマートウォッチの画面に表示されるアニメーションで動きをガイドしてくれるガイド付きワークアウトルーチンも使用可能。ルーチンのカスタマイズも行なえる。
充電器、そのほか
充電器は新しいコンセプトを導入。マグネットで装着してスタンドにもなる形で、充電中はリビングや寝室で置き時計のようにも使える。夜間は明るさを抑えて表示する。
ディスプレイは高画質・高コントラストを実現。屋外での視認性も高めた。
バッテリー稼働時間は、45mmモデルで従来モデルと比較して約30%長くなった。1日中スポーツトラッキングに使用できるといい、45mmモデルは5時間のゴルフ機能を使用しても、42mmモデルはウェルネスアプリを1日中使用してもバッテリーが1日中持つとしている。
Bluetooth 5.0をサポートし、スマートフォンとのデータの同期にかかる時間が大幅に短縮される。高度計も搭載し、ランニングやサイクリングなどの屋外のアクティビティを正確に記録できる。
OSは発売時にWear OS 2を搭載し、 Wear OS 3へのアップグレードも予定されている。
キャンペーンではタグ・ホイヤーのアンバサダーであるプロテニスプレーヤーの大坂なおみ選手、短距離・ハードル走者のシドニー・マクラフリン選手が起用される。
最大55,000円の下取りプラグラム
新製品の発売に伴い、前世代のタグ・ホイヤー コネクテッドの対象モデルを下取りに出して新製品を購入できる下取りプログラムも提供する。下取り価格はCW 46モデルが24,200円、CW 45または41が36,300円、2020年のコネクテッドウォッチは55,000円。不稼働品も対象だが、いくつかの基準を満たす必要がある。下取りプラグラムは3月10日から受け付ける。
共通スペック
ディスプレイは1.28インチのOLEDディスプレイで、416×416ドット(326ppi)。プロセッサーはクアルコムの「Snapdragon 4100+」。Wi-FiとBluetooth 5.0をサポートする。
バッテリー容量は330mAh。バッテリー寿命は1日。充電時間は1時間30分。センサーとして高度計、心拍計、コンパス、加速度計、ジャイロスコープ、気圧計を搭載。NFC、マイクを搭載する。測位はGPS、GLONASS、BeiDou、QZSS、Galileo。
ケースはステンレススチール製で、サテン仕上げとポリッシュ仕上げが組み合わされる。防水性能は50m防水。45mmモデルの「SBR8A80.BT6261」のみ、ケースがブラックDLCでサンドブラスト加工のチタン(グレード2)製になる。