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グランドセイコー、クロノグラフとGMTに“北アルプス”限定モデル。特別調整も
2022年1月19日 07:30
セイコーウオッチは、「グランドセイコー」スポーツコレクションの新作として、クロノグラフとGMTの2モデルを発売する。どちらもスプリングドライブムーブメント搭載の腕時計。クロノグラフ「SBGC247」は2月18日発売で127万6,000円、世界700本(国内300本)限定。GMT「SBGE275」は3月11日発売で847,000円、世界1,500本(国内500本)限定。
雪模様の純白ダイヤル
グランドセイコーのクロノグラフの発売から15周年、GMTは発売から20周年を記念した数量限定モデル。これら多機能ムーブメントが節目を迎えるにあたり、新作は「初心に立ち返り、新たな一歩を表明する」とし、青空と雪原の景色、自然のエネルギーや時の流れが生み出すダイナミズムがモチーフになっている。具体的には北アルプスの自然をテーマに、積もった雪が風で削られてできる荒々しい模様「シュカブラ」を表現した純白のダイヤルが特徴。
特別調整ムーブメント
加えて記念限定モデルに搭載のスプリングドライブムーブメントは、精度を向上させた特別調整モデルになる。クロノグラフのSBGC247には「キャリバー9R96」が搭載され、ベースになった「キャリバー9R86」と比較して平均月差が±15秒から±10秒(平均日差±1秒相当→±0.5秒相当)に、より高精度に特別調整されたものになる。
GMTのSBGE275も同様に「キャリバー9R16」が搭載され、ベースの「キャリバー9R66」と比較して平均月差が±15秒から±10秒(平均日差±1秒相当→±0.5秒相当)と、精度を向上させた特別調整モデルになる。
これらのムーブメントには特別調整の証として、ローター(回転錘)に18Kイエローゴールド製の獅子の紋章があしらわれ、シースルーの裏蓋から確認できる。
クロノグラフGMTモデル SBGC247
ムーブメントはスプリングドライブクロノグラフGMT キャリバー9R96。自動巻きで、パワーリザーブは約72時間。石数は50石。
ケース・ブレスレットはブライトチタン製。風防は内面無反射コーティングのデュアルカーブサファイアガラス。防水性能は日常生活用強化防水(10気圧防水)。ケース径は43.5mm、厚さは16.1mm。