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神戸 須磨海浜水族園・海浜公園着工。面積10万平米
2022年1月11日 18:10
サンケイビルを代表企業とする神戸須磨 Parks + Resorts共同事業体は、1月5日に「須磨海浜水族園・海浜公園再整備事業」における水族館・園地建設工事に着手した。宿泊施設、駐車場、にぎわい施設も順次着工予定。
JR神戸線 須磨海浜公園駅より徒歩5分に位置する須磨海浜水族園・海浜公園をPark-PFI制度を用いて、園地、水族館、宿泊施設、にぎわい施設、駐車場で構成される新たな施設に再整備する事業。
開発区域の敷地面積は約101,900m2、公園全体は約139,000m2。グランドオープンは'24年春で、各施設の開業は園地とにぎわい施設が'23年9月、水族館と宿泊施設が'24年春、駐車場が'23年5月を予定する。
再整備において掲げるテーマは、「地域コミュニティと観光客が交流する“つながる”海浜リゾートパークの実現」。公園の利便性・快適性を高める「コミュニティ・パーク」と観光客誘致を目指す「デスティネーションリゾート」を調和させ、多様なつながりと交流を生むような場所と仕組み作りに取り組む。
事業の特徴は、歴史ある松林を保全・活用・育成し、水族館を核として再整備。地域コミュニティ(エデュケーション)と集客ランドマーク(エンターテインメント)が共存・融合する「つながる」エデュテインメント水族館となることを目指す。
宿泊施設は、地産地消にこだわったフード&ビバレッジなど、価値体験型ホテルとして再生。水族館併設ならではのユニークな宿泊体験ができるホテルを目指す。
また、CO2排出量削減およびエネルギーの効率利用を実現する環境配慮型システムや、感染防止対策等、これからの水族館に求められる様々な新技術の導入を計画する。
所在地は兵庫県神戸市須磨区若宮町一丁目、須磨浦通一丁目。共同事業体は、代表企業がサンケイビル、構成員が三菱倉庫、JR西日本不動産開発、竹中工務店、阪神電気鉄道、芙蓉総合リース、グランビスタ ホテル&リゾート。