ニュース
サムスン、NFTアートを鑑賞・売買できるテレビ
2022年1月4日 20:43
サムスンは3日(米国時間)、CES 2022にあわせて最新のミニLEDテレビ「Neo QLED」やディスプレイ「MICRO LED」とともに、テレビ上でNFTの売買ができる「NFT Platform」を発表した。
NFT(Non-Fungible Token)は、ブロックチェーン技術を使い、デジタルデータに対し唯一性や来歴を記録できる証明書を付与できる。NFT Platformは、テレビ上でNFTのデジタルアート作品を探し、鑑賞できるプラットフォームで、NFTの購入・取引もできる。新しいMICRO LED、Neo QLED、The Frameの各シリーズのテレビで搭載する。
NVIDIA GeForce Now、Google Stadia、Utomikなどのクラウドゲームが楽しめるGaming Hubも搭載。ゲーム機を用意せずに、テレビだけで多くのゲームをプレイできる。また、自動的に画質を調整できる「Smart Calibration」や友人らと同じ番組を同時にみてビデオチャットできる「Watch Together」などを搭載。これらを「New Smart Hub」としてテレビに搭載していく。
「MICRO LED」は、マイクロメートル(μm)単位の微細なLEDをRGB素子として使った自発光ディスプレイで、110型に加えて、101型、89型のサイズもラインナップ。最高画質の大型ディスプレイとして展開する。
「Neo QLED」は、量子ドット技術とミニLED光源を組み合わせたサムスンの液晶テレビシリーズ。'22年モデルでは、独自プロセッサ「Neo Quantum Processor」をアップデートするなどで画質を強化。画質調整やサウンド機能もアップグレードしている。
また、絵画のように額縁の中に画面がある壁掛け型の「The Frame」、ボディもマット仕上げの「The Serif」、縦型設置・表示も可能な「The Sero」なども発表している。