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東京メトロ、忘れ物集約場所に「Tile アクセスポイント」

東京メトロは12月24日、東京メトロ各駅にて拾得した忘れ物(拾得物)を拾得翌日から4日目まで保管する「飯田橋駅構内お忘れ物総合取扱所」に、忘れ物通知サービス「Tile」の専用アクセスポイント「Tile アクセスポイント」を設置する。

Tileは、Tile製品とTileアクセスポイントを活用し、持ち主のスマートフォン内のアプリから探し物を検索できるサービス。アクセスポイントではTile製品のBluetooth電波を受信し、位置情報を持ち主のスマートフォン内のアプリに通知する。

通知イメージ

今回の設置により、Tileが装着された忘れ物が忘れ物総合取扱所に届くと、その場所に忘れ物がある旨の位置情報及びメッセージが持ち主に通知されるようになる。

東京メトロにおける2020年度の忘れ物受領件数は約35万件で、返還率は30%程度。東京メトロ線内の忘れ物が集約される忘れ物総合取扱所にアクセスポイントを設置することで、忘れ物の早期発見と返還率の向上を見込む。

なお、2020年度の忘れ物上位物品は、1位がかさ類で53,431件、2位が生活用品類で42,820件、3位が衣類・履物類で32,967件。また、2020年度の忘れ物受領件数は、前年度との比較で約28万件(約44%)減少している。