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オメガ、映画007で活躍“ボンドウォッチ”の秘密を公開

オメガ シーマスター ダイバー300M 007 エディション

オメガは、映画「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」が世界で公開されたことを受け、劇中で活躍する腕時計「シーマスター ダイバー300M 007 エディション」の秘密を公開した。

「シーマスター ダイバー300M 007 エディション」は2019年末に発表され、発売済み。機械式の腕時計で、NATOストラップモデル(210.92.42.20.01.001)は957,000円、メタルブレスレットモデル(210.90.42.20.01.001)は108万9,000円。

主演のダニエル・クレイグや映画制作陣とのコラボレーションにより開発されており、特にデザイン面では、ミリタリー・ツールであることをイメージ。ダニエル・クレイグのアドバイスも大きな役割を果たしたとしている。同じモデルをダニエル・クレイグ演じるジェームズ・ボンドが劇中で着用する。

ケースはチタン製で、メタルブレスレットもチタン製となり、堅牢かつ軽量であることを重視。ダイヤルとベゼルリングはアルミ製で、“トロピカル”ブラウンの文字が特徴。夜光塗料のスーパールミノバもビンテージカラーのブラウンになっている。ダイヤルの6時位置には、ジェームズ・ボンドが所属する英国の官有品であることを模したブロードアローも配されている。

劇中では、Qによって開発された電磁パルス放出装置が取り付けられ、007の任務で活躍する。が、もちろんこの機能は劇中だけのもの。

一方で、実際の時計もそうした“マジック”に近い性能を有している。シーマスター ダイバー300Mはマスター クロノメーター認定済みで、ムーブメントはコーアクシャル脱進機による高い精度を実現。シリコン製ヒゲゼンマイなどの非鉄素材を駆使し、一般的な人体向けMRIと同程度という15,000ガウスの超耐磁性能を備えており、日常生活に潜む磁場や磁気から精度を守る設計になっている。

オメガでは、映画を観た後は、実際に試着するミッションを遂行してみては、と案内している。