5000万円まで決済。マネーフォワード、最大3％還元の事業用プリペイドカード

マネーフォワードは22日、業務効率化・キャッシュレス化を促進する「マネーフォワード Pay for Business」サービスを開始し、一取引あたり最大5,000万円の決済が可能な個人事業主・法人向けの事業用プリペイドカード「マネーフォワード ビジネスカード」を提供する。提携ブランドはVisa。年会費は無料。

商品の購入や支払を行なえる事業用プリペイドカード。与信審査不要でカードを発行でき、すぐに利用できるため、創業初期の企業でも、多額のサーバー料金等をカード決済できる。また、独自の与信ロジックによって最大月数億円規模の利用枠を提供する、事前チャージ不要な「後払い機能」をクローズドβ版として提供している。

リアルカードやバーチャルカードを原則何枚でも発行可能。従業員ごとにカードを配布し、経費支払の用途にも利用できる。また、カードごとの決済上限額設定(カードコントロール機能)により、不正利用の防止も可能。決済金額の1～3％を「マネーフォワードポイント」として還元(1ポイント1円相当)し、コスト負担の軽減にも繋げられる。

なお、5,000万円の決済が可能なのは、事前審査に基づき登録された特定の加盟店における決済のみ。初期設定は100万円で、利用者による設定変更で500万円に変更できる。

「マネーフォワード Pay for Business」は、マネーフォワード ビジネスカードやウォレット払いなど、多様な決済手段でキャッシュレス化を促進し、バックオフィス業務の効率化を実現するキャッシュレスプラットフォーム。「マネーフォワード クラウド」とのデータ連携により独自の与信審査を行なう。

今後は、カード不要でウォレットから直接支払が可能となるウォレット払いの提供範囲の拡大やQRコード払い等、サービスの開発を進める。