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訪日客が自国通貨でカード決済できる「stera dcc」。三井住友カード
2021年9月16日 10:00
三井住友カードは、オールインワン決済端末「stera terminal」の機能を拡充し、海外からの渡航者が日本国内での買い物時に自国通貨決済を可能とするサービス「stera dcc」を提供開始する。
dcc(ダイナミック・カレンシー・コンバージョン)とは、海外発行カードの利用者が、日本の店舗で支払いをする際に、自国通貨建ての決済を選択できるサービス。通常は支払い時点では円建てて決済され、利用額請求時にその時点の為替レートで自国通貨での請求額が確定するが、決済時に自国通貨を選択することで、利用額請求時の為替リスクを気にせずにカードを使えるようになる。
「stera dcc」はUSドルなど約20種類の通貨に対応。接触/非接触ICと磁気でのカード決済に対応し、通貨選択は利用者が自ら操作できる。新型コロナの収束後に、海外から日本国内への渡航・インバウンド需要が再び高まることを見込み、9月からサービスの普
及拡大を推進していく。