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auじぶん銀行、PAY・カード・証券連携で金利0.2%。PAY→銀行自動払出も

auじぶん銀行は、9月1日から、au PAYとau PAY カード、auカブコム証券の証券口座の3つを連携したユーザーを対象に、円普通預金金利年0.20%(税引後年0.15%)を提供する「auまとめて金利優遇」を開始する。

auじぶん銀行では、auカブコム証券口座との連携による「auマネーコネクト優遇プログラム」(銀証連携)で、円普通預金金利年0.099%(税引前)の金利上乗せを行なっているが、さらに au PAYとの連携で0.05%、au PAY カードとの連携で0.05%の上乗せを追加することで、円普通預金金利最大年0.20%を実現する。

さらに、au PAY残高からauじぶん銀行に自動的に資金を移動する払出機能を、手数料無料で8月30日から提供開始する。

KDDIの日常生活における決済・金融サービスを身近にする「スマートマネー構想」の一環で、auブランドの各サービス連携を強化。相互利用の促進やユーザーの利便性向上を図る。

3つのサービス連携で金利を0.20%優遇「auまとめて金利優遇」

「auまとめて金利優遇」では、3つのauサービスとの連携で普通預金の金利を最大0.20%とする。

auじぶん銀行とau PAYの口座連携で0.05%を上乗せする「銀×PAY連携優遇プログラム」は、au PAY利用者が対象。特典対象月の前月末時点で、auじぶん銀行連携が完了していることが条件となる。

「銀×クレカ連携優遇プログラム」は、au PAYカード/au PAYゴールドカードを利用中で、特典対象月の前月10日にauじぶん銀行口座からau PAY カードの引落としがあることを条件に、円普通預金の通常金利に年0.05%を上乗せする。

上記2つのプログラムに加え、auカブコム証券との口座連携で、通常金利に年0.099%上乗せする「auマネーコネクト優遇プログラム」により、年0.20%の円普通預金優遇金利を実現。業界最高水準の金利としている。

auじぶん銀行まとめて金利優遇の開始を記念し、9月1日から、「総勢約3万人に現金が当たる!au PAY チャージキャンペーン」を実施。期間中にauじぶん銀行口座からau PAY残高へ合計1万円以上チャージした人から抽選で合計30,550名に、最大5万円をプレゼントする。

期間は9月30日までで、1等5万円は合計20名、2等1万円は合計30名、3等1,000円は合計500名、4等100円は合計30,000名。特典提供時期は10月下旬を予定している。

au PAY残高からauじぶん銀行への自動払出

また8月30日から、au PAY残高から手数料無料での自動払出に対応する。au PAY残高が余っている場合、一定期間ごとにauじぶん銀行の口座に自動で払い出ししてくれる機能。じぶん銀行では、預金に金利がつくほか、「使っていない金額を銀行に戻し、資金効率をあげられる」とする。

払出の設定は、「日次」「月次(日付指定)」の頻度設定と、「全額」「金額指定」の払出金額の設定が可能で、手数料は無料。なお、通常の手動払出の場合は、2万円未満で220円、2万円以上で払出額の1%(税別)の手数料が必要となる。

auで“つながる“金融サービス

KDDIでは、auサービスの連携による「スマートマネー構想」を推進しており、au PAYの3,300万会員やauスマートパスの1,500万会員などと、金融、ポイントサービスを融合。利用者接点とポイント流通による「au経済圏」の拡大を図っている。

au PAY、auじぶん銀行、auカブコム証券のいずれも利用者数を順調に拡大していることから、さらにサービス連携を強化していく方針で、「auまとめて金利優遇」もその一環となる。

au PAYゴールドカードは、auユーザー向けの特典を強化したことで、特典改定前(2021年1月)との比較で約15倍の月間発行枚数となったほか、au PAYにじぶん銀行とau PAYカードからの自動チャージを追加したことでユーザー数を拡大。自動チャージ利用者は、au PAY利用者全体に対し、一人あたりの月決済金額が2倍になっている。また、Pontaポイントによる「au PAYポイント運用」も1年間でユーザー数が3倍に拡大した。auユーザーにおける相互利用の促進で、KDDIの2020年度決済・金融取扱高は9兆円となり、目標を大きく上回っている。

auじぶん銀行においては、昨年の住宅ローンau金利優遇割の導入により、対象となる住宅ローン残高が約3,700億円に拡大。auでんき契約者だけでなく、auのモバイル回線契約者の拡大にも寄与している。一方カードローンは、金利優遇をau契約者だけからau ID利用者に拡大している。

こうしたauサービス連携の強化策として、「auまとめて金利優遇」「au PAY自動払出」に対応。使いやすい金融サービスの実現とともに、au経済圏の拡大を目指す。