パナソニックの洗面化粧台は“抗菌”標準に。コスメ引出しも

パナソニックの洗面化粧台「ウツクシーズ」

パナソニックのハウジングシステム事業部は、抗菌パーツを標準採用するなど、洗面化粧台の2シリーズをリニューアルし、11月1日に発売する。全国8カ所の基幹ショウルームでは9月9日から展示を開始する。価格は182,490円～。

パナソニックの洗面化粧台シリーズ「ウツクシーズ」「シーライン」の2つがリニューアル。ミラー扉の手掛け部やカウンター、水洗レバーなどに、SIAA認証基準に適合した抗菌加工部材を標準採用したのが特徴。形状や色・柄などデザインも幅広く取り揃え、機能だけでなく空間のデザインも提案する商品と位置づけている。新築・戸建てのほかリフォーム需要にもフォーカスし展開していく。

ウツクシーズは女性の利用にフォーカスし、メイクに便利な縦型の照明やコスメ引出しを備える。抗菌加工はカウンターとミラー扉の手掛け部。収納ホースで引き出せる蛇口は、同じ水量で水圧を高める「ツイストシャワー」により汚れを簡単に落とせる。タッチレス水栓も備えたほか、家具調デザインのセミフロートタイプなど機能・デザインにこだわった。

シーラインは、ボール一体型カウンター、ミラー扉の手掛け部、水栓レバーなどに抗菌加工を施した。オプションでタッチレス水栓に変更できる。新しいカラーの扉柄を追加、インテリア性も高め、玄関近くのセカンド洗面空間にも最適とする。

シーライン

パナソニックでは、昨今の状況により、アンケート調査を行なうと洗面化粧台に抗菌性能を求める声が増えていることや、在宅時間の増加によりメイク・美容など洗面空間の利用が多様化していることを受け、今回のリニューアルを行なったとしている。