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前澤氏の“お金贈り”がアプリに。個人間寄付「kifutown」開始

ZOZO創業者の前澤友作氏がTwitter上で行なってきた「お金贈りプロジェクト」を発展させた、個人間寄付の新たなプラットフォームアプリ「kifutown」が7月24日にスタートする。運営元は株式会社ARIGATOBANK。

お金贈りプロジェクトは、前澤氏が約2年半、総額31億円、延べ人数32,000名に、Twitter上で個人に寄付を行なってきたプロジェクト。kifutownは同プロジェクトをアプリ化し、“何かに挑戦したいがお金に困っている人”と“挑戦者を応援したい人”をダイレクトに繋ぐ狙い。お金に困っている人には挑戦のきっかけを提供し、お金を寄付した人には、特定の個人を直接応援することによる、やりがいや満足感、当選者からの感謝のメッセージなどを提供する。

また、Twitterとの連携により、寄付プロジェクトを通して、寄付者の活動や告知などのPRの場として利用できる。

kifutownは、寄付で応援したい人と何かに挑戦したい人をつなぐプラットフォームとして展開。寄付をしたい人は、「目標に向かって勉学に励む方100名に50,000円の寄付」など、自由にテーマを設定し、プロジェクトを作成。寄付を受けたい応募者を募集できる。寄付を受けたい人は、プロジェクトに応募し、抽選を経て、寄付金を受け取れる。

スタート当初は、iOSのみの提供で、この期間中は前澤友作氏の寄付プロジェクトのみを募集。また、不正対策のため、本人確認やモニタリングなどの対応も実施する。その後リリース予定の正式版は、iOS/Androidに対応し、前澤氏以外も寄付プロジェクトを作成できるようになる。

kifutownでは、個人間の寄付を促進し、「新しいお金の流れ」を作り、ポジティブな「寄付文化」の醸成を目指す。また、「挑戦したい人」が挑戦できる社会を目標とする。