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ファーウェイ、国内ディスプレイ市場参入。34型ゲーミングと28型4K
2021年7月13日 15:22
ファーウェイ・ジャパンは、34型ゲーミングディスプレイや、ワイヤレス対応・アスペクト比3:2の4Kディスプレイなど3製品を8月20日より順次発売する。市場想定価格は19,980円から89,800円。同社が日本でディスプレイ製品を展開するのは初。
「HUAWEI MateView GT」は34型ワイドのゲーミングディスプレイ。21:9のアスペクト比をもち、ディスプレイ解像度は3,440×1,440ドット。パネルタイプはVAで、視野角は178度。パネル曲率は1,500Rで、ユーザーの没入感をより高めるとしている。リフレッシュレートは165Hz。応答速度は4ms。デジタルシネマ規格のDCIP3を90%カバーし、表現色は10億7,374万色(10bit)。コントラスト比は4,000:1。HDR-10に対応する。
スピーカーとして5Wのサウンドバースタンドを搭載。サウンドバーにはタッチコントロール機能を備え、指先でボリューム操作ができる。タッチコントロール部にはLEDカラーライティング機能も備え、ゲームや音楽再生に合わせてライティングを行なえる。マイクはエコー除去やノイズキャンセリングを備えるデュアルマイクで、約4m離れた場所からでもクリアな音声を拾えるという。
入力端子はHDMI×2、DisplayPort×1、USB 3.2 Gen1 Type-C×1など。本体サイズは、809×542×220mm。重量は約9.55kg。9月10日発売で市場想定価格は65,800円。
「HUAWEI MateView」は、28型の4Kディスプレイ。上部と両サイドのベゼル幅が約6mmのベゼルレス仕様で、画面占有率は約94%。ディスプレイ解像度は3,840×2,560ドットで、一般的な4Kディスプレイよりも縦の解像度が400ドット多く、アスペクト比は3:2。約18.5%多く情報を表示できる。パネルタイプはIPSで、視野角は178度。シネマレベルの色域DCI-P3を98%カバーし、表現色は10億7,374万色(10bit)。コントラスト比は1,200:1。HDR-400に対応する。
ディスプレイの薄さは約12.8mmで、ボディはメタル製。チルト角や上下高も指一本で調整できるとしている。
ワイヤレスディスプレイ規格「Miracast(ミラキャスト)」を標準搭載。ワイヤレスでPCの画面を表示可能で、通常のPCでは最大1,920×1,080ドット、ファーウェイPC「MateBook」で最大2Kでのワイヤレス表示が可能になる。ただし表示解像度はPC側の性能に依存する。
また、ファーウェイのスマートフォンとの接続機能を備え、NFCおよびEMUI 10.0以降をサポートする一部のファーウェイスマートフォンをディスプレイにかざすだけでワイヤレスで映像表示が可能。
OSDメニューの操作性にもこだわり、タッチバー操作に対応。一本指のスライドで音量調整、二本指のスライドで入力切り替えなどの操作ができる。
入力端子はHDMI×1、Mini DP×1、USB Type-C×1など。5Wのステレオスピーカー、ノイズキャンセル機能搭載マイク×2も搭載する。本体サイズは約608×591×182mm、重量は約6.2kg。8月20日発売で、価格は89,800円。
「HUAWEI Display 23.8″」は、23.8型フルHDのエントリーモデルで、画面占有率約90%、色域72%NTSC、リフレッシュレート75Hzを誇る。「AMD FreeSync」テクノロジーに対応し、対応機器ならなめらかな映像を再生できる。パネルタイプはIPSで、視野角は178度。入力端子はVGA×1、HDMI×1など。本体サイズは425×538.5×170mm。重量は約4.05kg。7月23日発売で市場想定価格は19,980円。