ヤフー、日本における「Yahoo!」の商標権を取得。1785億円

Zホールディングス(ZHD)傘下のヤフーは、日本における「Yahoo!」「Yahoo! JAPAN」の商標権の取得など、新たなライセンス契約を結んだ。対価として1,785億円を支払う。

従来の「ヤフージャパン ライセンス契約」においては、Yahoo!のブランド利用について、ヤフーの売上から一定のロイヤルティをOath Holdingsに支払ってきた。Oathの親会社であるVerizon Mediaの売却完了(2021年後半予定)を前提条件に、新たな契約を締結する。新契約では、ヤフーはロイヤルティの支払いなく、関連する商標・技術などが利用可能になるほか、ZHDグループ全体においても、ブランドの使用や技術開発に関する自由度が高まり、機動的な事業展開が可能となるという。

新たな契約では、Yahoo!とYahoo! JAPANに関連する日本での商標権を取得するほか、従来の技術ライセンスの対象一式を永久に利用する権利と関連するサポートを取得する。

契約の概要
• Yahoo!およびYahoo! JAPANに関連する日本での商標権の取得
• 従来の技術ライセンスの対象一式を永久に利用する権利と関連するサポートの取得
• ZHDグループ内での日本におけるブランド使用および技術の利用
• 「ヤフージャパン ライセンス契約」の終了
• 上記に対する対価は1,785億円

なお、事業・技術面などにおいて引き続きVerizon Mediaとの協力関係は維持。Yahoo! JAPANブランドの各種サービスを継続していく。