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改札ビーコンと駅W-Fiを使ってau PAYにクーポン配布。JR西・KDDIなど5社

JR西日本とKDDIらは、改札ビーコンと駅・車両Wi-Fiを活用した周辺施設情報と割引クーポン配信の実証実験を7月1日から開始する。

JR西日本管轄内の一部駅(大阪環状線各駅、新大阪駅、京都駅、三ノ宮駅))改札に設置したビーコンや車両に設置したWi-Fi環境を活用し、公衆Wi-Fi接続アプリ「au Wi-Fiアクセス」を通じて、駅周辺施設の情報と割引クーポンを配信する。JR西日本とJR西日本コミュニケーションズ、JR西日本テクシア、KDDI、ワイヤ・アンド・ワイヤレス(Wi2)の5社が協力し、期間は9月30日まで。

実証実験では、改札機に設置したビーコンや、駅構内や車両などに設置したWi-Fi環境からの情報をもとに、利用者のスマホにJR西日本グループの商業施設をスマートフォンの画面上に表示。位置精度の高いビーコンとWi-Fiアクセスポイントの特性を組み合わせて発信することで、いま・すぐに立ち寄れる店舗の情報をリアルタイムに届ける。

周辺施設の情報配信とあわせて、駅ナカ・駅直結の施設で使える「au PAY」のクーポンも先着最大10万名に配布。情報発信と決済までの統計分析を行なうことで、鉄道の位置情報を活かして情報発信を行なう有効性と、利用者の買い物ニーズの把握に活用していく。

利用には、公衆Wi-Fi接続アプリ「au Wi-Fiアクセス」が必要で、通知を許可した人を対象に情報配信を行なう。割引クーポンは、「au Wi-Fiアクセス」に届いた通知を開くことで取得でき、au PAY(コード払い)の会計時にクーポンをセットし利用できる。