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ぐるなび楽天デリバリー・テイクアウト開始。「食の総合サービス」

ぐるなびは、楽天の「楽天デリバリー」事業およびテイクアウト事業を承継し、「楽天ぐるなびデリバリー」および「楽天ぐるなびテイクアウト」とサービス名を変更して7月1日より運営を開始する。

楽天の外食関連事業をぐるなびへ集約し、サービスを強化する。楽天とぐるなびは2018年に資本業務提携を締結し、ぐるなびは楽天の関連会社になっている。

同社が5月に加盟飲食店のうち291店を対象に実施した調査によると、デリバリーを導入している店舗が51.5%(そのうち、コロナ禍による導入が36.6%)、テイクアウトを導入している店舗が81.5%(同37.6%)となった。また、20代から60代のユーザー1,000名を対象にした調査では、デリバリーの利用頻度は、月1日以上の利用が42.5%、テイクアウトの利用頻度は同80.9%だった。

飲食店のデリバリー・テイクアウト導入状況
ユーザーのデリバリー・テイクアウト利用状況

ぐるなびはこの結果を踏まえ、ユーザーが飲食店の料理を楽しむ手段が多様化し、飲食店の収益源も多角化しているとして、デリバリー・テイクアウト事業の展開により、ユーザーが飲食店のイートイン予約だけでなく、デリバリー、テイクアウト、EC等も含めた「食の総合サービス」を目指す。

ぐるなびの会員数は2,116万人(4月1日時点)で、そのうち楽天IDと連携した会員数は455万人(3月時点)となっており、中期的には1,000万人のID連携を視野に入れる。ぐるなびと飲食店とのネットワークと、楽天との連携を通じてサービスを強化していく。

また、サービスの運営開始を記念し、「サービス名変更記念!最大1,200ポイントキャンペーン」を実施する。「ぐるなび」「楽天ぐるなびデリバリー」「楽天ぐるなびテイクアウト」の予約・注文を初めて利用すると、サービスごとに楽天ポイント300ポイントを進呈する。また、3サービスすべてを初めて利用した場合、さらに300ポイントが進呈され、最大1,200ポイントを獲得できる。

キャンペーン期間は7月1日10時から8月2日9時59分まで。ぐるなびは3,000円以上のコース予約(2人以上)、楽天ぐるなびデリバリーは2,000円以上の注文と配達完了、楽天ぐるなびテイクアウトは2,000円以上の注文と受け取り完了が条件となる。

参加には、楽天会員IDでログインし、キャンペーンにエントリーする必要がある。ぐるなびについては、楽天ID連携も必須。